コラム

愛知県豊橋市の「濱納豆」

豊橋市にも寺納豆があったとは


寺納豆が好きになったのは静岡県浜松市で「浜納豆」を買ったのがきっかけである。
浜松市の寺納豆は山椒の風味がした。
フィルムでしか残っていないということは、それから一度も買っていないことになる。
もう一度、浜松市まで行って買いたいとは思うが、いつのことになるのやら。

寺納豆は大豆を麹菌で発酵させて、塩水につけて干し上げたもの。
塩辛く、麹の風味がして、大豆と麹の甘さが口に残る。
京都府京都市大徳寺そばで買い、京田辺市で買っている。
京都府のものは、歴史を中世にまでたどることができる。
墨のように黒く大豆で作ったのに、まったく大豆からは離れた味となっている。
豊橋市、浜松市のものは大豆の味と形が残っている。

冬は粥、温かい時季は茶漬け


ときどきに茶漬けや粥の菜にし、刺身に挟んだりしても食べている。
ちなみに温かい時季は茶漬け、寒くなると粥になる。

今回のものは愛知県豊橋市『濱納豆 國松本店』のものだが、残念なことに大豆に山椒ではなく、生姜である。
豊橋市のは大豆の味が残っていて、ほんのり甘く、舌にざらりとひねた味が残る。
それほど歴史はない模様だが、茶漬けで食べてうまい。
また買うことになりそう。
濱納豆 國松本店 愛知県豊橋市船町


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