マイナー魚の基礎知識  1 魚はすべてマイナー

魚はすべてマイナーであるところから始めよう


マイナー魚の基礎知識を少しずつ作りあげていく。改訂を重ねていく。
知名度のない魚(魚類)がマイナー魚というのはとても変だ。なぜならば魚はほぼ全部、知名度が極端に低いからだ。普通に考えると食用魚総てがマイナー魚である。
この国は魚貝類をよく食べてきたとされている。実際人の口に入ったもの、入ったであろう魚は1000種以上にのぼる。それなのに、もっとも一般的な食用魚を、名は曖昧でもいいので10種類を挙げられる人は少ないと思う。そして魚10種を挙げて最低限の説明ができる人はこの国の人の中で、ほとんどいない。限りなくゼロに近いと思う。
だからマイナー魚というのは明確に区分しておくべきだ。

これをふまえて、まず、マイナー魚を区分していく。食用魚の話なので、食に関しての話でもある。
1、この国で水揚げされている魚のほぼ総てがマイナーである。これがマイナー魚問題ではいちばん深刻だ。
この国のほとんどの人がおいしいものを食べることには興味があるが、自分が何を食べているか、という根本的なことには関心がないということ。
非常に大量にとれても、普通にスーパーに並んでいても無視され、気がつかれない魚たちだ。
最大の原因は以下に挙げた。
■テレビやマスコミに登場している料理研究家は、たぶんだけどボクから見たら魚の知識は幼稚園レベル以下だと思う。なぜか? 魚料理は料理研究家には不要だからだ。せいぜいサーモンの切り身程度というが、料理研究家にはサーモンがなにか、すらわかっていない気がする。
テレビや雑誌などのマスコミはほぼ総ての魚を排除している。なぜか、売れないからで、視聴率がとれないからだ。例えば料理雑誌の編集ページ(その雑誌の中心的なページ)にはイサキ程度の魚も載せようとはしない。
■水産学(魚)を教える学校がない。水産学というのは水産物を利用するための一般的な知識のことで、常識と言い換えてもいい。水産系の大学など各論的になりすぎて、一般論的なものは無視している。その上、今現在、一般的な意味での水産学的知識を持っている人間は存在しない。
もしも一般常識的な魚の知識を持っている人がいたら会ってみたいものである。
マイナー魚の基礎知識  2地域性の高いマイナー魚へ ●https://www.zukan-bouz.com/article/1874


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