スズキのインド風かも知れない炊き込みご飯
メースリーフはナツメグの皮

同級生に「デブは死ななきゃなおらない」と言われたので自戒を込めて、ご飯もののコラム名にする。
八王子綜合卸売センターに、インドだが、パキスタンだか、なんだかわからない食材店、『Rani Bazar』がある。このような最近国内各所に出来てきている国籍様々な食材店がとても好きだ。東新宿のアジアンマーケットや群馬県大泉町のスーペルメルカド・タカラなど、ときどき意味もなく立ち寄っては知らないものを買う。
『Rani Bazar』で、買ってはみたものの長い間、ほったらかしにしているものにメースリーフ(Mace leaf) がある。
ナツメグの内側の皮だ。ナツメグは栗と同じように4重構造になっていて、外側に硬い皮があり、種子本体にも皮がある。その種子に密着している皮を覆う粗い皮がメースリーフらしい。
ちなみにこれは『Rani Bazar』のたぶんバングラディシュの方から聞いたことで、ちゃんと聞き取れていないかも知れない。
材料を放り込んだら、後は炊くだけ

さてボクのデスクワークは4時間刻みで間に水産物の料理を作り、撮影している。これが崩れるときがあって、14日、うたた寝から目覚めたら深夜1時半だった。
お盆で、買い物にも行っていないため、すぐに食べられるものがない。こんなときあんパンでもあったらなーと思ったけどもう遅い。素麺が切れているのが痛いし、スパゲッティは昼間食べているし。
そうだご飯を炊こう! なんていきなり考えた。米を洗い、水につけながら、どうせならたまりにたまった改訂を進めようぜ、なんてカマスざわら。
水加減は何時もより少なめにする。
冷凍して置いたスズキ中骨の塩焼きを少しあぶり直す。
水加減した米にスズキの中骨、にんにく、メースリーフ、オリーブオイル、塩、ウミンチュにいただいた非常に辛い唐辛子0.05mm幅を放り込んで炊く。
浸水し終わったら火をつける、強火で釜が吹いたら火を弱めて7分。
7分したら強火にして水分を飛ばしてお焦げを作る。