春は急ぎ足なので青柳の刺身も、急ぎ足で食べる

青柳で、やたらに、ものすごく春を味わいたい


春はあっと言う間、超特急、100メートル1秒台で過ぎ去っていく。
桜咲いたかと思ったらしべ降り、ヤマザクラの季節になり、藤の花咲く。
急ぎ足の春に負けぬ速さで春を感じたい。
春の定義、3月、4月,5月は今はまったく意味がなく、3月、4月だけが春なので余計に忙しい。
夏の気配が迫ってきているので、日夜、せっせと春のものを食べる。
なかでも春そのものの味、青柳(バカガイ)が好きで好きでならぬ、ので三日をあけずに食べているが、それでも時間の早さからすると食べ足りぬ。

さて、今回は「久しぶりに小さな小さなわさびを買った記念」の青柳である。
八百角の社長曰く、「わさびが高くなったのもTruん…のせいなので諦めましょうね」だけど、やはりたまにはわさび、を味わいたい。
爽やかなわさびの辛さに、青柳の身の苦甘さ、食感のよいこと例えようがない。
食感の違うヒモの淡い甘さもいい。

小さいけれど、久しぶりの本わさびはうれしいもんだ。
これぞ悲しきデブのつましき幸せ、かも。

酒の肴は青柳だけど、酒はそのつど代わる。
「分福特別純米熟成酒」、「若戎 純米吟醸」、「辛口 特別純米酒 天鷹」、「総誉 特別純米 辛口」と4種類だ。
四合瓶も含まれているので、飲みすぎじゃない。
春はほろ酔いがいい。

青柳はいつも4つ乗っている


八王子卸売協同組合、舵丸水産で青柳の剥き身を買う。
剥き身はプラスティックの平たい容器(たてなどとも言う)に4つ並んだ物が来る。
あまり大きくないので今回のものは安い。

持ち帰って空鍋に入れて塩を加えてかき回しながら火をつける。
指先が熱いと感じたら氷水に落として粗熱を取り、ザルなどに上げて水分を切る。
ヒモと足(身)を分けて水分を切る。
足の根元を押してわたを出す。
開いてぬらしたペーパータオルで汚れを拭き取る。


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