新潟市、越後新川の生物・食物図鑑21 アカエイ

春になるととれ始める昔昔から人々に愛されてきた魚である


新潟県新潟市西区五十嵐新川漁港周辺の生物・食物図鑑を作っていく。
新川漁協に水揚げされる水産物は量的には多くないが、多彩であるし、おいしいものだらけである。
新川漁港の周辺には磯や護岸もあるし、きれいな砂浜もある。
多彩な生物がいて、そんな生き物とふれあえるのも魅力的だ。

今回はアカエイである。
魚には骨が柔らかく原始的な軟骨魚類と、骨の硬い進化した硬骨魚類がいるが、アカエイはサメなどとともに骨の柔らかな軟骨魚類である。
尾を除く体の部分が80cm前後になる大形の魚で、北海道から九州の浅場に普通に見られる。
卵胎生で、晩春から夏になると子供を産む。

江戸時代には高級魚だったし、よく食べられていた魚だ。
それがいつの間にか、未利用魚のひとつとなっている。
鱗がなく骨が柔らかいので料理しやすい。
そんなおいしい魚が、春から夏にかけて新川漁港周辺に寄ってくる。

トゲにだけは気をつけてほしい


ただし気をつけなければいけないのが尾の中間にある毒のある棘である。
おとなしい魚で襲ってくるようなことはないが、刺されたら非常に痛みが強く、重症の場合入院することになる。

軟骨もこりこりと余すところなく食べられる


昔昔から人気抜群のおいしい魚だが、不思議なことに最近ではあまり食べる人がいなくなっている。
基本的に煮つけにして食べる魚だが、アカエイの煮つけほどおいしいものはない。

これぞ最高の美味、煮凝り


取り分けおいしいのが煮つけた後に冷ますとできる煮凝りである。
煮凝りを食べたいために、アカエイの煮つけを作るという人さえいる。


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