83cm SL 前後になる。鱗が小さく非常に細長い。喉板があり、口は大きくその後縁は目の後縁を超える。[86cm TL, 77cm SL ・重さ2.9kg]
カライワシの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
![83cm SL 前後になる。鱗が小さく非常に細長い。喉板があり、口は大きくその後縁は目の後縁を超える。[86cm TL, 77cm SL ・重さ2.9kg]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1301/Thumb630/karaiwasi000.jpg)
![80cm SL 前後になる。鱗が小さく非常に細長い。喉板があり、口は大きくその後縁は目の後縁を超える。[92cm TL, 83cm SL ・重さ4kg]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1301/Thumb630/karaiwasi.jpg)


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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★
まずくはない
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区カライワシ下区カライワシ目カライワシ科カライワシ属外国名
学名
Elops hawaiensis Regan,1909漢字・学名由来
漢字 唐鰯 Karaiwasi
由来・語源 高知県高知市での呼び名を田中茂穂が標準和名に採用した。Regan
チャールズ・テイト・リーガン(イギリス 1878年-1943年) 20世紀初頭に魚類学者として活躍する。田中茂穂はリガンとしていて、カライワシ類を7種に分けた、としている。
Tanaka
田中茂穂(Shigeho Tanaka 明治11-昭和49 1878-1974 高知県)。東京帝国大学にて魚類の分類を始める。日本近代魚類学の父。170種前後の新種を記載。献名された種も少なくない。地方名・市場名 ?
生息域
海水、汽水、淡水。
青森県小舟渡・深浦、新潟県寺泊、富山湾、[島根県]、山口県日本海沿岸、福岡県津屋崎(幼魚)、長崎県野母崎(幼魚)、鹿児島県南さつま市笠沙、神奈川県三崎、静岡県清水、三重県鳥羽・尾鷲、土佐湾、兵庫県加古川・揖保川河口、琉球列島。
朝鮮半島南岸、済州島、ハワイ諸島近海、インド・西太平洋の暖海域。生態
ー基本情報
本州以南、西太平洋・インド洋に広い生息域を持つ。英名「Hawaiian ladyfish」とあるように、銀色で非常に美しい姿をした大型魚だ。生活環のなかでレプトケファルス幼生期があり、種としてはウナギなどに近い。日本各地で希に揚がるもので、一般的な食用魚ではない。水産基本情報
市場での評価/非常に希に水揚げされる。珍しい魚で一定の評価はない。
漁法/定置網
産地/高知県、長崎県、鹿児島県など選び方
ー味わい
栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/タカスイ(http://www.takasui.co.jp/)
『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 2013年02月26日)