チャネルキャットフィッシュのフライ(アメリカナマズのフライ) アメリカ・カナダでもっとも一般的なものがフライ、唐揚げだという。小骨がなく、熱を通しても硬く締まらない。片身にして腹骨をすき、皮を引いて塩コショウする。小麦粉をまぶして衣(卵・小麦粉・水で、少量なら溶き卵だけでもいい)にくぐらせてパン粉をつけて揚げる。タラ類とは違った味わいで、非常に食べやすい。
チャネルキャットフィッシュのハンバーガー(アメリカナマズのハンバーガー) フライはご飯にも合うが、ハンバーガーにするとランチにもなる。野菜をたっぷり合わせると、ボリューミーでうまい。
チャネルキャットフィッシュのムニエル(アメリカナマズのムニエル) 適当に切り、塩コショウして小麦粉をまぶしておく。これを衣(小麦粉・卵黄・ビール・酢)をからめてジャガイモと一緒に揚げる。香ばしい衣に締まった身で万人向きの味わいだ。
チャネルキャットフィッシュの天ぷら(アメリカナマズの天ぷら) 上品で嫌みのない味わい。天ぷらにするとこの上品さがあだとはなるが、おいしいことは間違いない。三枚に下ろして腹骨を取り、皮を引き適当にきり、弱い振り塩をして少し置く。水分をていねいに取り、天ぷらにする。
チャネルキャットフィッシュのムニエル(アメリカナマズのムニエル) 上品な白身だけど、単にソテーしても味わいに欠ける。これをバターで補う。三枚に下ろして腹骨を取り、皮を引く。振り塩をして少し置き、表面の水分をとる。小麦粉をまぶして油で香ばしくソテー、仕上げにバター(マーガリン)で風味づけする。
チャネルキャットフィッシュのみそ汁(アメリカナマズのみそ汁) 大型はあらを使ってもいい。適当に切り、湯通しして冷水に落とす。表面のぬめりをこそげ落とし、水分をよく切る。少量の酒・水で煮て、みそを溶いてまた煮込む。実に味わい深い汁で、身や皮もうまい。
チャネルキャットフィッシュのスープ(アメリカナマズのトマトスープ) 適当に切り、水分をよくきっておく。鍋ににんにく、鷹の爪を入れてオイルで風味づけ。ここに玉ねぎなど野菜、切り身を入れて軽くソテー。トマトも加えて再びソテー。水を加えて煮込む。
チャネルキャットフィッシュの煮つけ(アメリカナマズの煮つけ) 水洗いして適当に切る。湯通しして冷水に落としてぬめりを流す。これを酒・醤油、しょうがでじっくりと煮る。みりん、砂糖などで甘味をつけてもいい。煮ても硬く締まらず、ナマズよりもあっさりしている。食べやすい。
チャネルキャットフィッシュの刺身(アメリカナマズの刺身) 養殖などに限った方がよい。弾力があり、しまっているので薄作りにする。また洗いにすると食感がよくなる。あまりうま味は強くないが嫌みがない。食感を楽しむべきかも。
注/天然ものは生食は危険。食べるなら自己責任で
チャネルキャットフィッシュの洗い(アメリカナマズの洗い) 霞ヶ浦ではコイと同じように洗いにするという。水洗いして三枚に下ろし皮を引き薄造りにする。これを流水で洗う。ややもの足りない味わい。酢みそが合う。
注/天然ものは生食は危険。食べるなら自己責任で
チャネルキャットフィッシュの祐庵焼き(アメリカナマズの幽庵焼き) 単に塩焼きにすると上品すぎてもの足りない。皮付きの切り身を祐庵地(酒・みりん・醤油同割り、ここでは柚子の香りをつけた)に漬け込み。水分をよくきって焼き上げる。