オキナエビスガイ

Scientific Name / Mikadotrochus beyrichii Hilgendorff, 1877

代表的な呼び名チョウジャガイ

オキナエビスガイの形態写真

SW 10cm 前後になる。殻は厚く、切れ込みが入る。螺肋は太くて成長脈で切られて横長の顆粒状となる。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


    分類

    軟体動物門腹足綱前鰓亜綱古腹足目オキナエビスガイ亜目オキナエビスガイ超科オキナエビスガイ科オキナエビスガイ属

    外国名

    学名

    Mikadotrochus beyrichii Hilgendorff, 1877

    漢字・学名由来

    漢字 翁戎貝 Okinaebisugai
    由来・語源 『目八譜』より。エビスガイに似て老い長けているためにオキナエビスガイ。模式産地/相模湾 通称/長者貝
    1876年、東京医学校(現東京大学医学部)の外国人教師であったフランツ・ヒルゲンドルフが江ノ島に行ったとき土産物店でみつけて、学会に報告し記載したもの。
    長者貝は当時東京大学に動物を採取し、納めていた青木熊吉が採取して東京大学に納めた。箕作佳吉がその労をねぎらって対価として40円を支払う。熊吉が喜び「本当に長者になったような気がします」と言ったのをもとに、長者貝の名が生まれた。
    Hilgendorf
    Franz Martin Hilgendorf(フランツ・ヒルゲンドルフ 1839-1904 ドイツ)。動物学者。お雇い外国人教師として来日。第一大学区医学校で日本で初めて博物学の講義を行う。魚類の採取を積極的に行い。魚河岸や江ノ島に通い。函館など日本各地を旅行した。
    目八譜
    1843(天保14)、武蔵石寿が編んだ貝の図譜のひとつ。武蔵石寿は貝類を形態的に類別。1064種を掲載する。現在使われている標準和名の多くが本書からのもの。貝類学的に非常に重要。
    武蔵石寿
    武蔵石寿(むさし・せきじゅ 明和3-万延元年 1766-1861)。450石取りの旗本。本草学、貝類。西洋で生まれて新しい分類学も取り入れようとしていた。『目八譜』(掲載1064種)、『甲介群分品彙』(掲載605種)、『介殻稀品撰』など。現在使われている標準和名の多くがここから来ている。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。水深80〜250m。
    相模湾、伊豆、小笠原諸島、熊野灘。

    生態

    基本情報

    収集の対象。非常に高価。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    寄生虫

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『貝の博物誌』(波部忠重 保育社)、『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局 20170130)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
  • 主食材として「オキナエビスガイ」を使用したレシピ一覧

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