ウチダザリガニ(Signal Crayfish)
Scientific Name / Pacifastacus trowbridgii (Stimpson,1857)
体長13センチ前後になる。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★★
知っていたら学者級★★
地域的、嗜好品的なもの★★★★
非常に美味生息域 淡水生。北アメリカ大陸カナダ南西部、アメリカ北西部。
1930年にアメリカから輸入、摩周湖などに移植された。アメリカザリガニがウシガエルの餌として移植されたのとは違い、食用として放たれたもの。写真のものの産地は北海道というが詳しくはわからなかった。
また本種の他に滋賀県今津町の淡海池に棲息するのがタンカイザリガニであるが、どこの図版をみても本種との違いは判明しない。生態 産卵期は10月〜11月。
抱卵して、3月〜7月に孵化。
親から離れる。基本情報 アメリカザリガニとともにアメリカから移入したもの。
本種は食用として摩周湖などに水産試験場が放流したもの。
現在でも少ないながら水揚げがあり、関東にも入荷している。
味はアメリカザリガニよりもよく、高値でフレンチの店などに買われている。水産基本情報 市場での評価 希に北海道から入荷してくる。高い。
漁法 不明
産地 阿寒湖選び方 原則的に生きているもの。味わい 旬は夏から秋。
ゆでても身は柔らかい。
アメリカザリガニよりも大型なので身入りがいい。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 『原色日本大型甲殻類図鑑』(三宅貞祥 保育社)