イソアワモチ

Scientific Name / Peronia verruculata (Cuvier, 1830)

イソアワモチの形態写真

70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。まんじゅうのような形で、背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。[沖縄県石垣島産]
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70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。まんじゅうのような形で、背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。[沖縄県石垣島産]70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。まんじゅうのような形で、背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。[沖縄県石垣島産]70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。まんじゅうのような形で、背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。[沖縄県石垣島産]70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。まんじゅうのような形で、背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。[沖縄県石垣島産]70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。まんじゅうのような形で、背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。[沖縄県石垣島産]70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。まんじゅうのような形で、背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。[徳島県海陽町那佐湾]70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。まんじゅうのような形で、背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。[沖縄県石垣島産]70cm BL 前後になる。イソアワモチ科の最大種でときに10cm BL を超える。まんじゅうのような形で、背面の疣状突起は大きく、小さな疣をつける。柄眼類で触角の先端に眼を持つ。背面後部に二次鰓を持つ。[沖縄県石垣島産]
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★★
      がんばって探せば手に入る
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    軟体動物門腹足綱有肺亜綱収眼目イソアワモチ科イソアワモチ属

    外国名

    学名

    Peronia verruculata (Cuvier, 1830)

    漢字・学名由来

    漢字/磯粟餅 Isoawamoti
    由来・語源/馬場菊太郎の命名。不明だが、見た目からだと思う。
    Cuvier
    バロン・ジョルジュ・レオポルド・クレティアン・フレデリック・ダゴベール・キュヴィエ(Baron Georges Léopold Chrétien Frédéric Dagobert Cuvier 1769-1832)。フランスの分類学者。キュビエとされることが多い。スエーデンのリンネ、フランスのビュフォンの分類体系に解剖学や古生物学などを加味して現在の形の礎を作った巨人のひとり。
    Baba
    馬場菊太郎(ばばきくたろう 1905-2001年)。福岡県現糸島市出身。後鰓類学者。

    地方名・市場名

    ホーミ
    場所沖縄県石垣島 備考女性器のこと。 参考河村雄太さん 
    コウム コーム コーマン コームィ
    場所鹿児島県奄美大島 
    ボウミ
    場所鹿児島県奄美群島与論島 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 

    生息域

    海水生。外洋に面した岩礁域の潮間帯。
    本州以南。
    生息場所 外洋に面した岩などにいるが、決してきれいな場所ではなく、やや泥っぽいところを好むようだ。

    生態

    岩上の微細な藻類や有機質を食べている。
    雌雄同体。

    基本情報

    肺呼吸する貝殻のない軟体動物である。本州以南の外洋に面した潮間帯にいて海藻などをけずりとって食べている。
    食用としている地域は少なく、奄美大島や沖縄に限られている。食用としているのは沖縄県でも一部の地域らしく、過去の聞き取りでは1人だけが食べ方を知っていた。
    多くの地域でゆでて食べるとしているが、伊平屋島では焼いて食用としているとしている。またタマン(ハマフエフキ)を狙う延縄漁のエサにも使われている。
    珍魚度 流通はしないものの、海岸線に行けば珍しい生き物ではない。

    水産基本情報

    市場での評価/流通しない。
    漁法/採取
    産地/沖縄県、鹿児島県

    選び方

    原則的に生きているもの。

    味わい

    旬は不明。
    表面に汚れや泥質のものを被っており、そのままは食べられない。
    熱を通しても柔らかいので、ゆでて内臓を取ると、食べることができる。
    臭いやくせなどはなく、味は平凡である。珍味ではない。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    イソアワモチの料理・レシピ・食べ方/煮る(ゆでる)、焼く(塩焼き)
    ゆでイソアワモチ 塩ゆでではなく真水でゆでた。表面の汚れをザルなどに入れて洗い流す。これを30分ほどゆでる。内臓はまずくはないのだけど、シガテラ毒などのありなしが不明なので捨てる。
    苦みなどはなく、貝らしい風味はないものの嫌みのない味である。酢みそなどをつけて食べるとおつだ。

    イソアワモチのみそ炒め みそ炒めは沖縄県では野菜やイカなどでよく作られる料理だ。ゆでたイソアワモチを
    イソアワモチの塩焼き 水洗いして半割にして内臓を取る。下ゆでしたのと、そのままのものを使った。そのままのものを焼いた方が独特の風味があってうまいが、洗い方が悪かったのか少し泥っぽさを感じた。このあたりもっとしっかり水洗いすべきかも。下ゆでしてから焼くとくせもなく、貝らしい風味もわずかにして美味。

    好んで食べる地域・名物料理

    沖縄県伊是名島、伊平屋島(ともに沖縄本島の北にある島)など。鹿児島県奄美大島。
    奄美大島では昔、小売りもされていたという。ただし現在は不明。

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/河村雄太さん(石垣島)
    アドバイス/黒住耐二(千葉県立中央博物館)
    『沖縄の海の貝・陸の貝』(久保弘文、黒住耐二 1995)、『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局) 
  • 主食材として「イソアワモチ」を使用したレシピ一覧

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