コラム

国内の食用魚は最低限に見積もって千種

水産系大学はせめて一般常識的な水産知識くらいは教えるべし


仕事の打ち合わせをしていて、いかにも食通的な話をする人が「日本中の魚を全部食べてみたい」、と言うので、「国内にどれくらいの食用魚がいると思いますか?」と聞いたら出てこない。

たぶん、比較的知名度のある普通の食用魚は300種くらいではないかと思うが、地域性のあるものも含めると1000種くらいだ、と思っている。
サイトの情報を精査するとそうなる、のだから意外に正確だと思う。

念のために、かの魚検定1級の、その男性に、「10種類の食用魚を正確に説明できますか」と聞くと、1種類も説明できない。
一緒にいた女性の方が「北海道でニシンを食べました」、というと、その男性は「幻の魚ですよね」という。
こんなに魚オンチなのに魚検定1級なのか、とビックリする。

水産系の大学に水産生物の基本的知識(水産学)を教えるカリキュラムがなくなり、マアジもマイワシも知らない水産系の学士が膨大に生産されている。
今、魚関係の怪しすぎる学校がたくさん出来ているらしい。要するにより各論化して、象を目の不自由な人が触る、といった状況になっている。
0.1くらいでもいいから視力を身につけてはいかがだろう。
くどいようだが、「せめて国内産魚類10種くらいは正確に説明できるといいのでは?」
といったら会話が途切れてしまった。


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