オウムブダイ
27cm SL 前後になる。上顎歯板の大部分は唇で覆われる。眼のまわりに特徴的な模様をもたない。目の下、頬の鱗は2列。眼の下に1本の青い縦筋、目の後方に1もしくは2本の青い筋がある。眼は頭部斜面にあまり近くない。体に横の帯がない。尾鰭の地色は青で上・下葉に青色の縁取りをもち、中央部に青とやや赤みがかった黄色の不規則な虫食い状模様をもつ(雌は尾柄と尾鰭が体の地色と同じ赤みのある茶色)。[雄]
魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
概要
生息域
海水魚。サンゴ礁・岩礁域。
小笠原諸島、和歌山県錆浦、高知県柏島、屋久島、口永良部島、沖縄諸島以南の琉球列島、[石垣島]、南大東島。
台湾東部・南部、東沙諸島、南沙諸島、インド・太平洋域(キーリング諸島以東:ハワイ諸島・マルケサス諸島・イースター島をのぞく)。
生態
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基本情報
主に沖縄で水揚げされる中型のブダイ。食用魚としては庶民的なもので比較的安い。
水産基本情報
市場での評価/他のあまり大きくない、もしくは雌のブダイとともに流通する。比較的安い。
漁法/刺網
産地/沖縄県
選び方・食べ方・その他
選び方
触って張りのあるもの。退色していないもの。
味わい
旬は不明。
鱗は大きく薄い。手でも剥がすことが出来る。皮は厚みがあって強い。骨は咽頭部以外は硬くない。
やや水分の多い白身で、磯臭みなどもなく、熱を通しても硬く締まらない。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
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好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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