コモンフグ
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珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
分類 | 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系フグ目フグ亜目フグ科トラフグ属
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外国名 | Globefish, Blowfish, Puffer
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学名 | Takifugu flavipterus Matsuura 2017
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漢字・学名由来 | 漢字 小紋河豚 Komonfugu Matsubara 松原喜代松(Matsubara Kiyomatu 兵庫県現宝塚市 1907-1968)。1932年、坂本喜代松(Sakamoto)から婿養子になり松原喜代松に改名。水産講習所(後の東京海洋大学)に入学。京都大学初代農学部水産学科教授。『日本産魚類検索』、『魚類の形態と検索』など魚類学史上重要な著書を多く残す。 |
地方名・市場名 |
概要
生息域
海水魚。沿岸域。
北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、北海道南西部〜九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、有明海。
朝鮮半島東岸・南岸・南部西岸、済州島、台湾、香港。
生態
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基本情報
フグ科トラフグ属の小型のフグである。有毒なので可食部などは別項を見て欲しい。琉球列島をのぞく、国内各地に生息しているが瀬戸内海、有明海など西日本での水揚げが多い。
見た目がショウサイフグやナシフグに似ているので、普通の人間が同定するのは難しいと思われる。
おいしい種の多いトラフグ属の中でも取り分け味がいい。
珍魚度 珍しい魚ではない。ただ同定(見分け方)が難しく、本種を本種として売り買いの対象としている地域が少ない。フグの知識がないと手に入らない。
水産基本情報
市場での評価 入荷は少ない。やや高値。
漁法 定置網
主な産地
漁法 定置網
主な産地
選び方・食べ方・その他
選び方
触って硬いもの。斑文がくっきりしているもの。
味わい
旬は秋から冬。
鱗は皮と一体化して力はいるが剥がせる。骨はあまり硬くはない。透明感のある白身で白濁しやすい。熱を通すとやや硬く締まる。食用になるのは筋肉だけ。
フグの調理は一般人は原則的に行なわないこと。調理するときには自己責任で
栄養
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危険性など
肝臓、卵巣は猛毒。精巣、皮膚、腸は強毒。筋肉は弱毒。
食用となるのは筋肉のみ。
食べ方・料理法・作り方
コモンフグの料理・レシピ・食べ方/生食(刺身、焼霜造り)、揚げる(唐揚げ)、煮る(鍋、煮つけ)、焼く(みそ漬け、幽庵焼き)汁(みそ汁)、煮る(煮つけ)
水洗いして毒を除去する。可食部分は筋肉のみなので要注意。三枚に下ろして、ペーパータオルにくるんで一日寝かせる。活魚の場合には数日寝かせてもいい。薄皮を引き薄造りにする。ねぎと柑橘しょうゆ、もしくはポン酢で食べる。
薄く造っても程よい食感があり、時間が経てばうま味が増してくる。うま味が口の中でだれない。
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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地方名・市場名
フグト フグトン
参考文献 場所和歌山県雑賀崎・白浜
参考文献 場所和歌山県雑賀崎・白浜
メアカフグ
参考文献 場所宮城県
参考文献 場所宮城県
コメフグ
参考文献 場所富山県新湊・東岩瀬
参考文献 場所富山県新湊・東岩瀬
ギンフグ
参考文献 場所広島県佐伯郡・賀茂郡(広島市、廿日市市、東広島市周辺)
参考文献 場所広島県佐伯郡・賀茂郡(広島市、廿日市市、東広島市周辺)
イトフグ
参考聞取 場所徳島県北灘
参考聞取 場所徳島県北灘
ギシフグ
参考文献 場所愛媛県川之江
参考文献 場所愛媛県川之江
ガンバ
参考文献 場所有明海
参考文献 場所有明海
ナヅフグ
参考文献 場所松島
参考文献 場所松島
ヒガンフグ
参考文献 場所神奈川県三崎
参考文献 場所神奈川県三崎
コモンフグ
参考文献 場所福岡県玄海・志賀島
参考文献 場所福岡県玄海・志賀島
ホシフグト
参考文献 場所鹿児島
参考文献 場所鹿児島
ナゴヤフグ ナゴヤ
場所広島県広島中央市場、愛媛県松山市・四国中央市(川之江市)
場所広島県広島中央市場、愛媛県松山市・四国中央市(川之江市)
モフグ
参考文献
参考文献