湖北にて網納となりにける
最終日は湖北の水路で生き物を追いかける。
結局、滋賀県では3回しか魚すくいが出来なかった。
過密スケジュールのためだが、もっと多様な水辺で多様な生物と巡り会いたかった。
魚/スナヤツメ、オウミヨシノボリ、ウキゴリ、ドジョウ
甲殻類/スジエビ
貝類/タテボシガイ、マツカサガイ、マルドブガイ、マシジミ
よくぞ生き残っていたものだ。スナヤツメ
まあ見つけると嬉しいけど、速やかにお帰り願った。
ウキゴリ
滋賀県にはスミウキゴリがいない。
間違いなく在来のドジョウだろう
今回は移入種のカラドジョウはいなかったと思っている。
それにしても滋賀県はドジョウ天国。
近江にいるので近江葦登
旧トウヨシノボリのひとつ。
この橙色のヨシノボリはまったくわからないが、この個体はオウミヨシノボリの典型的なものだと思っている。
小エビは琵琶湖周辺、琵琶湖、どこにでも無数にいる
本種は郷土料理など、琵琶湖を代表する産物でもある。
ただし2、3匹ではお帰り願うしかない。
琵琶湖周辺では石貝と呼ばれ食用二枚貝のひとつ
タテボシガイは無数に見られた。
食用として採取することも可能だろう。
これも擬主歯で同定した。
マツカサガイ
独特の彫刻が少ないので迷ったが擬主歯の形からマツカサガイとした。
マルドブガイ
湖北・湖南ともに生息しているが、湖南では食用とし、湖北では食べない。
水路にはマシジミ
琵琶湖周辺ではいくつかの水路で貝殻を拾ったが、マシジミとした。
琵琶湖内にはセタシジミ、水路や河川にはマシジミだろう。
たぶん家庭家庭で食べられていたはずだ。