マスノスケ
代表的な呼び名キングサーモン
マスノスケの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★★ 究極の美味 |
分類 | 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区正真骨下区原棘鰭上目サケ目サケ亜目サケ科サケ属
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外国名 | King salmon, Chinook salmon, Spring salmon
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学名 | Oncorhynchus tschawytscha (Walbaum, 1792)
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漢字・学名由来 | 漢字 鱒之介 Masunosuke Walbaum ヨハン・ジュリアス・ウォルバウム(1724〜1799年 ドイツ)は博物学者で医師。カムチャツカのサケなどを記載する。 |
地方名・市場名 |
概要
生息域
淡水→海水→淡水[サーモンタイプ]。
カムチャツカ半島以北のロシア、アラスカ、カナダ、カリフォルニア州までの河川に遡上する。
東北太平洋以北(北緯40度以北)、日本海、オホーツク海、ベーリング海を回遊。
遡上する河川はアジア側はアムール川からアナデイル川、アラスカ、カナダをへてカリフォルニア南部。
生態
春に河川に遡上し、夏に産卵。
海で2年〜5年生活する。
基本情報
アムール川から北米大陸のアラスカ、カナダ、カリフォルニア周辺までの川に遡上する。海外ではキングサーモン。標準和名よりもこちらの方が有名。
味の点でもサケの王様的な存在。ケよりも遙かに評価が高い。国内には日本海新潟県、太平洋側では宮城県以北に回遊してくる。国内ではわずかしか水揚げがなく、非常に高価。
主にカナダからの輸入、また2.4万トン前後が養殖生産されている。
鮮魚、加工品ともサケ科でもっとも高価である。
水産基本情報
市場での評価 国産生は春から夏に多く非常に高い。キロあたり卸値で2000円以上する。養殖ものも比較的値段が安定してやや高値だ。
漁法 巻き網、刺し網、トローリング
主な産地(養殖) アメリカ、カナダ、オーストラリア、ノルウェー、チリ
天然/アメリカ、カナダ、国内では北海道、岩手県
選び方・食べ方・その他
選び方
触って硬いもの。鰓が鮮やかに赤いもの。
フィレは赤が鮮やかで、表面がやや盛り上がっているものがいい。
味わい
国内産の旬は春から夏。
鱗は薄く取りやすい。処理の仕方によっては身割れしやすいので取らないこともある。骨は軟らかい。皮は硬く軽く火を通したくらいでは軟らかくはならない。
サーモンピンクで脂ののったものは白みがかる。
生食は自己責任で、一度冷凍して食べることが望ましい。
鱗は薄く取りやすい。処理の仕方によっては身割れしやすいので取らないこともある。骨は軟らかい。皮は硬く軽く火を通したくらいでは軟らかくはならない。
サーモンピンクで脂ののったものは白みがかる。
生食は自己責任で、一度冷凍して食べることが望ましい。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
生食(刺身)、焼く(塩焼き、みそ漬け)、ソテー(ムニエル)、揚げる(フライ)、煮る(煮つけ)、汁(みそ汁)、塩辛(めふん)、和えもの(皮のきゅうりもみ)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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地方名・市場名
イウオマス
参考文献 場所北海道
参考文献 場所北海道
マスノスケ
参考文献 場所北海道、標準和名
参考文献 場所北海道、標準和名
オオスケ
参考文献 場所北海道浦河・厚岸、岩手県宮古、宮城県塩釜
参考文献 場所北海道浦河・厚岸、岩手県宮古、宮城県塩釜
キングサーモン
場所小売店
場所小売店
オオスケ
場所岩手県大槌町、宮城県気仙沼
場所岩手県大槌町、宮城県気仙沼
ダイスケ
場所岩手県大船渡市三陸町越喜来定置
場所岩手県大船渡市三陸町越喜来定置
スケ
場所北海道室蘭市蘭魚市場、宮城県石巻
場所北海道室蘭市蘭魚市場、宮城県石巻
ラシャマス
場所北海道室蘭市蘭魚市場
場所北海道室蘭市蘭魚市場
スケ
備考別名。
バトウ
参考文献より。
備考別名。
バトウ
参考文献より。