ベニザケ
代表的な呼び名ベニマス
70cm SL 前後になる。尾鰭に銀白色の放射状線がない。
魚貝の物知り度 | ★★ これは常識 |
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食べ物としての重要度 | ★★★★ 重要 |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
淡水→海水→淡水[サーモンタイプ]。陸封化したものをヒメマスという。
北緯40度、エトロフ島、カリフォルニア以北に棲息。太平洋北部、ベーリング海、オホーツク海を回遊する。日本の河川には遡上しない。成魚は岩手県、青森県、北海道などで揚がる。
[北海道、宮城県気仙沼]
生態
生まれてから2年から3年湖などで暮らして春に海に下る。
3年から8年で成熟して母川回帰する。産卵期は10月。
陸封型をヒメマスという。
基本情報
日本の漁業水域ではほとんど水揚げがない。
主に北洋、アラスカ(アメリカ)、カナダなどから輸入されるもの。
アメリカなどでももっとも人気の高いもので、国内でも高級なものとなっている。
養殖は確立されておらず、総て天然。
赤味の強い、紅塩鮭は高級。
またスモークサーモンなどに加工される。
北海道の湖などに生息するヒメマスはベニザケの陸風型。
水産基本情報
市場での評価 主にアラスカ、ロシアなどから冷凍輸入されている。鮮魚は北海道、ときにカナダなどから入荷してくる。卸値キロあたり2000円を超える高価なもの。塩ザケとしてももっとも値段が高い。
漁法 巻き網、刺し網、トローリング
主な産地 アラスカ(アメリカ)、ロシア、カナダ
総て天然。
選び方・食べ方・その他
選び方
切り身で赤味が鮮やかなもの。表面がへこんでいないもの。
味わい
旬は春〜夏。
鱗は小さくて弱い。皮は硬い。骨が柔らかく、身に細長い小骨が並ぶ。
非常に赤が強く、ほどよい軟らかさ。
鱗は小さくて弱い。皮は硬い。骨が柔らかく、身に細長い小骨が並ぶ。
非常に赤が強く、ほどよい軟らかさ。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
ベニザケの料理法・調理法・食べ方/生食(刺身・ルイベ、カルパッチョ)、焼く(塩焼き)、ソテー(ムニエル)、汁(みそ汁)、コンフィ
好んで食べる地域・名物料理
日本全国
加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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