202406/11掲載

5月22日、ヒラメ子とゴマサバのダブル主役

今年最後の柑橘類はウワゴールドだった


体のプロに「食べたものをメモしろ」と言われて、やっている内になんだか楽しくなってきた。自分が食べたものを振り返ると意外な発見があり、反省点も少なからずある。
ということで、またまた朝ご飯をば。
なにしろ魚の撮影は早朝からで、撮影してはチェックして、部分的な撮影もしながら、ついでに文献を見たりすると、いつのまにか11時近くになる。
その間、まんじゅうなどで我慢するが、この甘い誘惑は意外に腹持ちが悪い。
不思議なもので甘いものばかり食べると、塩気が欲しくなる。
まずはさんざん魚を触り、分解した後なのでとりあえずシャワーで魚臭さを除去する。
この撮影後のシャワーがとても気持ちよい。
冷蔵庫からあるものを出してくる。
やはりどうしても和になってしまうのは、魚料理が和だからだ。
主菜は石巻産2.6kgのヒラメ真子のから煎り、沼津産ゴマサバのみそ煮だ。
大急ぎで脇役を用意する。
スナップエンドウの塩ゆで、奈良漬け、トマト・エリンギ・若布のみそ汁、ウワゴールドを剥く。
石巻産2.6kgのヒラメ真子のから煎り。真子の大きさたるやたいへんなもので、アニサキス探しで損傷していたのに600gもあった。これをざっとゆでてほぐし、鉄鍋でから煎りする。仕上げに酒・塩で味つけする。少し焦がしてあるので香ばしい。
沼津産ゴマサバのみそ煮。意外に脂がのっていたのでびっくり。片身は分解したので片身のみみそで煮る。三枚に下ろした身は切り身にして湯引きして冷水に取り、水分をよく切っておく。南会津町の梁取みそ・みりん・酒・水である。
ご飯は少量、おかずで満腹を目指しているが虚しい。

このコラムに関係する種

ヒラメのサムネイル写真
ヒラメBastard halibut 海水魚。水深10-200mの砂地。北海道オホーツク海(あまり多くないが紋別では増えている)・日本海、少ないが北海道太平・・・・
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