202504/03掲載
男鹿のワカメはいいワカメ、ワカメ飯
ご飯どきにいいワカメがあると、ご飯のための料理を作る

秋田県男鹿市船川の漁師、近藤亮さんにワカメをいただいた。
男鹿のワカメは、鮮度がいいことはもちろん、葉先・茎は柔らかく、めかぶはよくねばり、でとてもいいワカメだ。
東京で住んでいて、ワカメというと三陸ものが頭に浮かぶ。スーパーの売り場の基本も三陸である。
男鹿のワカメを久しぶりに食べて、日本海もワカメの産地なのだだ、という感覚がいつの間にかなくなってしまっていることに気づかされた。
さて、最近のボクはおいしそうな水産物が目の前にあると、まずはご飯用に料理することが多い。
朝ご飯どきだったので、もっとも素早く出来る、ワカメ飯を作る。
まずは水飯の用意。2合の米に対して混ぜご飯なので2合1勺の水加減。
炊き上がりまで52分である。
まずはワカメに熱を通すことから始める
ワカメは熱を通しすぎると柔らかくなりすぎる
ワカメと塩だけの単純な組み合わせ
徹底的にたたき、その間にも水分を出す

徹底的に刻む。
刻みながら味見して塩辛かったら、ワカメを足し、塩が足りなかったら塩を足す。
このときにも水分が出て来るので、まな板は斜めにして、ときどき包丁で押して水分を出す。
出来上がったものを「ワカメ飯の素」という。