202411/11掲載

なれずし探し近江の旅02 10月6日 野洲川河口域の生き物

寒くなってコイ目の魚は深場に落ちていた


滋賀県守山市、野洲川河口域ですくった生物のほとんどがオウミヨシノボリであった。急激に気温が下がったためにコイ目の小魚類などは深みに落ちたのではないかと思われる。
魚/オウミヨシノボリ、ヌマチチブ
甲殻類/ミナミヌマエビ、スジエビ、エビノコバン

ミナミヌマエビ


シナヌマエビとの違いは額角の長さとした。
浅場に大量にいた。

スジエビは琵琶湖では重要な産物である


漁業対象として需要。
スジエビで作られるのは「えび豆」、「えびの佃煮」。

エビノコバンはエビには災難


スジエビやテナガエビにくっ付いて栄養分を横取りしている。
やっかいな存在。

ヌマチチブ


全国的に普通種だが、琵琶湖にはいなかった。
国内で移入した魚である。

オウミヨシノボリ


琵琶湖固有種だったが、今や関東でも見られる。

このコラムに関係する種

スジエビのサムネイル写真
スジエビ英名/Freshwater prawn,Freshwater shrimp, Lake prawn, Lake shrimp淡水生。湖沼や河川に普通。北海道から九州、屋久島、種子島。韓国、国後、エトロフ、サハリン。・・・・
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ヌマチチブのサムネイル写真
ヌマチチブJapanese trident goby河川の中流域〜下流域。湖沼、汽水域。北海道、本州、四国、九州の海に流入する河川、壱岐、対馬、奥多摩湖、芦ノ湖、富士五湖・・・・
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オウミヨシノボリのサムネイル写真
オウミヨシノボリFreshwater goby淡水魚。河川の中流・下流域、湖岸。琵琶湖流入河川。・・・・
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ミナミヌマエビのサムネイル写真
ミナミヌマエビFreshwater shrimp淡水性。水路や池、流れの緩い河川。中部日本以西。・・・・
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