202408/08掲載

「長にし」は塩ゆでにして食べた

巻き貝を単純にゆでて食べる、ことのおいしさも知って欲しい


標準和名テングニシは日本各地で食用になっているが、基本的には塩ゆでにして、剥き身にしてそのまま、もしくは酢みそをつけて食べる。
くせがなくゆでたときに独特の香りがとてもよく、おいしいものである。
三重県鳥羽市安楽島で「長にし」と呼ばれている。
鳥羽市には干潟を形成するよう内海と、荒磯に揉まれるような外洋の両方あって、本種は内湾そのものの恵みである。
やはり塩ゆでにして酢みそにていただいた。
安楽島から送って頂いて、関東ではなかなか手に入らないので、とてもありがたかった。
鳥羽に行くことがあれば、この多様な海の幸を楽しんで欲しい。
出間リカさんに感謝。(FB 安楽島新鮮組)

このコラムに関係する種

テングニシのサムネイル写真
テングニシFalse fusus海水生。水深10〜50mの砂地。千葉県房総半島以南。熱帯インド・太平洋。・・・・
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