メヌケ
一般的に「メヌケ」と呼ばれる水産物についてのまとめページです。
「メヌケ」と呼ばれる水産物一覧
●印は「メヌケ」ですがそれ以外はメヌケの仲間ではありません。
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アカシマメヌケ ●
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
海水魚。水深50〜600メートル。 アリューシャン列島、アラスカ〜カナダの太平洋沿岸。アカシマメヌケのページへ -
アラメヌケ ●
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
海水魚。水深84〜490メートル。 北海道〜千葉県銚子市の太平洋沿岸。千島列島北部、カムチャツカ半島〜ベーリング海・アリューシャン列島、アラスカ湾からカリフォルニア州南部。「目抜け・アコウ類」のなかではもっともとれる量の少ない魚だ。北海道などでは比較的見かける機会も多いが、関東では珍しい魚といってもいい。 鮮度的に目抜・・・アラメヌケのページへ -
オオサガ ●
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
海水魚。水深200〜1300メートル。400〜800メートルに多い。 北海道オホーツク海沿岸、北海道〜銚子の太平洋沿岸、相模湾。 千島、天皇海山。北海道から相模湾までの深海にいるが、漁業的には茨城県以北だと思っている。日本近海に多いメヌケ類といった存在だ。ヒレグロメヌケとともに関東でも「目抜け」と呼ばれることが多い。 ・・・オオサガのページへ -
クロメヌケ ●
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
海水魚。水深2-550m。水深200mより浅場にいることが多い。 北海道全沿岸、山形県飛島、新潟県、富山県、富山湾。 沿海州〜間宮海峡、サハリン南東岸・西岸、オホーツク海、千島列島、カムチャツカ半島南東岸、コマンドルスキー諸島、アリューシャン列島。東北でもとれるがほとんどが北海道東部、オホーツク海沿岸で水揚げされている・・・クロメヌケのページへ -
サンコウメヌケ ●
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
海水魚。相模湾から北海道。オオサガとほとんど区別されない。 ともにメヌケとして入荷してくる。 古くは総菜魚として安かった。 現在では非常に高価なものとなっている。 煮つけの定番魚であったものが流通の発達から刺身や鍋物材料として珍重されている。サンコウメヌケのページへ -
ナガメヌケ ●
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
海水魚。 [北海道紋別、岩手県下閉伊郡普代]、北海道釧路、オホーツク海以北。 アリューシャン列島、ベーリング海、アラスカ湾〜オレゴン州。主にアメリカなどから冷凍輸入されている。スーパーなどで切り身となって売られることがあるが、希。 国内海域ではめったに揚がらない珍魚中の珍魚。言うなれば地域的な珍魚だ。 非常に味のいい魚・・・ナガメヌケのページへ -
バラメヌケ
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
海水魚。水深100-420m。 北海道〜青森県、新潟県、島根県の日本海沿岸、北海道〜千葉県銚子の太平洋沿岸、希に相模湾。 千島列島。北海道などで比較的水揚げ量が多い。目抜け類(深海性の赤いメバル属)のなかではオオサガなどと比べると、小さくやや安い。バラメヌケのページへ -
ヒレグロメヌケ ●
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
海水魚。水深100-600mに多く1200mよりも浅場。 北海道オホーツク海沿岸、北海道〜岩手県までの太平洋沿岸。 オホーツク海、千島列島、カムチャツカ半島南岸〜ベーリング海・アリューシャン列島、アラスカ湾〜カリフォルニア州南部。東北でも希に揚がるが主に北海道羅臼などが産地だ。古く北洋漁業などで20kgもある大型の「目・・・ヒレグロメヌケのページへ -
ホウズキ ●
スズキ目カサゴ亜目メバル科ホウズキ属
海水魚。水深542〜900メートルの岩礁域。 青森県〜[東京都三宅島、和歌山県那智勝浦漁港]〜熊野灘、紀伊水道の太平洋沿岸、[富山湾 2008-2018 年に富山湾で新たに記録した魚類 木村知晴・西馬和沙・不破光大・稲村 修(魚津水族館)]、山口県の日本海側、東シナ海、九州〜パラオ海嶺。アコウダイにそっくりで少し南の・・・ホウズキのページへ