202407/17掲載
6月14日、サメの煮つけくらい朝ご飯に相応しいものはない
完全無欠の和な朝ご飯は心和ませるのだ
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【めったにやらない健康診断で、いろいろ言われた。専門家に自分が食べたものを見直しなさいと言われ、同じ日に友人に食べたものを書き出せ、と言われる。いちばんしっかり食べる朝ご飯を、並べて撮影している内に面白くなってきたし、バランスを考えるようになってきた。】
午前5時、前日に八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産、クマゴロウにもらったムレハタタテダイ、ハコフグ、シラタキベラダマシを撮影。
そのまま市場に行き、1.3mのスズハモを買い求めてくる。こいつと格闘する前の腹ごしらえである。
しかも午後から東京に行かなくちゃいけない。
こんな日は息つく暇もない。
あるものだけの朝ご飯となるが、それでもちょっとだけ心が和らぐ。
我ながら毎日、和の食事だなと改めて思う。
■山梨県北杜市で買った「もろこ(ネズミザメ)」の煮つけの残り。サメの煮つけはちょっと多めに買って煮つけておくとおいしい。ちなみにネズミザメはアブラツノザメと比べてあまり煮凝らない。淡泊でいやみのない味だ。
■ゴマサバの幼魚の煮干し(釜揚げ)のだしでトマトとにんじんのみそ汁。煮干しを煮るとき差し昆布(小さな昆布を入れること)をしている。みそ汁にトマトが入るとやたらにうま味豊かになる。もちろん煮干しもおいしい。
山梨県北杜市で買ったツルナのごま油炒め、同石和の甲斐駒納豆。