202303/18掲載

クロザコエビとトゲザコエビの比較と見分け方

向かって左がクロザコエビ、右がトゲザコエビ


同じように日本海側で水揚げされて、大きさも見た目もあまり変わらないのが両種だ。両種を並べるとわかるが、1種だけを見ているとわからなくなる。
トゲザコエビを「モサエビ」、「クロエビ(黒えび)」、「ガスエビ」
クロザコエビを「ホンモサ(本もさ)」、「シロエビ(白えび)」、「シロガスエビ(白がすえび)」
以上のように呼び分けている地域もある。
また両種を区別しないで同じ呼び方をする人も多い。
クロザコエビの方がトゲザコエビよりも生息する水深が深い。

2種の見分け方
クロザコエビ(向かって左)
13cm以上になり、体はに薄いベージュ。
数が集まると明るい色合いをしている。
殻が柔らかい。
体がずんぐりしている。
尾に近い節に鞍掛状(左右振り分け)の暗色横帯がある。
トゲザコエビ(向かって右)
体長12cm前後で、体は暗色。
数が集まると黒っぽく感じられる。
殻がやや硬い。
クロザコエビと比べるとスマート。
体幹部分の体節の殻の下半分に白い縁取りがある。

上がトゲザコエビ、下がクロザコエビ


トゲザコエビ(上)
体長12cm前後で、体は暗色。
数が集まると黒っぽく感じられる。
殻がやや硬い。
クロザコエビと比べるとスマート。
体幹部分の体節の殻の下半分に白い縁取りがある。
クロザコエビ(下)
13cm以上になり、体はに薄いベージュ。
数が集まると明るい色合いをしている。
殻が柔らかい。
体がずんぐりしている。
尾に近い節に鞍掛状(左右振り分け)の暗色横帯がある。

色も模様も違う


トゲザコエビ(上)
体長12cm前後で、体は暗色。
数が集まると黒っぽく感じられる。
殻がやや硬い。
クロザコエビと比べるとスマート。
体幹部分の体節の殻の下半分に白い縁取りがある。
クロザコエビ(下)
13cm以上になり、体はに薄いベージュ。
数が集まると明るい色合いをしている。
殻が柔らかい。
体がずんぐりしている。
尾に近い節に鞍掛状(左右振り分け)の暗色横帯がある。

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