202504/01掲載
北海道道東産白貝の野菜炒め
白貝よりも野菜が主役の白貝の野菜炒め

今、白貝問題にのめり込んでいる。何度挑戦してもよくわからない。
なにしろ、この白貝(マルスダレガイ目ニッコウガイ科サラガイ属)の同定の検索項目(種に行き着くための項目)をなんとかしないと、永遠に謎で終わりそうである。
今年になって、そろそろ撮影画像が1000を超えるが、やっと形態的な特徴がわかってきた。
考えてみると、この白貝問題とは、すでに30年も取っ組み合いのケンカをしている。
それだけに我が家にはいつも白貝がある。
さて、二枚貝と野菜を合わせて、炒めると非常においしい。
取り分け白貝(今回のものはほぼアラスジサラガイ)はアサリなどと比べると軟体(貝殻以外の部分)が大きいので野菜炒めにとても向いている。
二枚貝と炒めた野菜はすこぶるつきにうまい。
野菜の味が白貝のうま味を吸って激変する。
もちろん炒めた白貝だっておいしいのだけど、野菜を食べるための料理だと思うべきだろう。
この日の昼定食は、白貝の野菜炒め、若布汁(ソウダ・さば節だしの醤油汁)、奈良漬け、ヨーグルト、そしてご飯なのでデブに優しい献立である。