アラスジサラガイ
アラスジサラガイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
白貝(シロガイ)
珍魚度・珍しさ | ★★ 少し努力すれば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
概要
生息域
海水生。サラガイよりも深い場所、水深10m〜60mの砂泥地。
銚子、北陸以北。サハリン、カムチャツカ。
生態
産卵期は8月後半から9月くらいではないか。
基本情報
ニッコウガイ科ではサラガイとともに数少ない食用貝のひとつだ。
本種はウバガイ漁の混獲物だったもので、流通上は同属のサラガイとともに「白貝(しろがい)」と呼ばれている。北海道の胆振以東に多く、他を圧倒している。
古くは日本海側の北陸以北でもとれて人気があったが、現在北陸などでは陸送ものを受けている状態で食文化のみ残っている。関東で「白貝」は安くておいしいので人気が高い。
珍しさ度 食用貝なので珍しくはないが、地域性が高い。
水産基本情報
市場での評価/北海道太平洋側からの入荷が多い。市場ではサラガイとともに「シロガイ」と呼ばれ関東でも定番的なものとなっている。値段は安い。
漁法/貝ケタ網漁
産地/北海道、青森県
選び方・食べ方・その他
選び方
原則的に生きているもの。貝殻につやのあるもの。
味わい
旬は春〜夏
足はクセがなく、また貝特有の風味も薄い。
貝全体では旨みもほどほどにある。
熱を通しても硬くならない。
サラガイよりも大型になり、刺身に作りやすい。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
アラスジサラガイの料理・レシピ・食べ方/生食(刺身、酢のもの)、炒める(野菜炒め)、ソテー(ジョン、ムニエル)、煮る(ワイン蒸し、卵とじ、鍋)、汁(みそ汁)、リゾット
完全な生で食べてもまずいわけではないが、軽く熱を通すと甘みが出る。ただしアオヤギのような個性には欠ける。軽く湯がいたものを酢の物、和え物にしても美味。
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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