202501/18掲載

失敗したけどウマスギなオオサガ煮つけ

昔は滅法安かったのに、今や超高級魚


相模湾では「紅あこう」と呼ばれているオオサガは、今や国内でもっとも高い魚となっている。
オオサガは東北地方の呼び名だが、三陸などでは「本めぬけ」とも呼ばれている。
アコウダイと比べると赤が強く、見た目がスマートである。
相模湾の1000m以上で釣れたものをいただいて、あれこれ料理している。
せつなくなるくらいおいしいのだけど、見事に失敗することがある。

ばらばらなので写真としてはダメ、だけどウマスギ


今回の煮つけは、柔らかいのでできるかぎり動かさないように注意して煮つけたのに身割れしてしまった。
まさに失敗作である。
めったに手に入らないので泣けてきた。
けど、矢鱈にウマスギで、ある意味、ウマスギの上である。
「紅あこう」釣りに挑む人にいいたい。
こんなにうまい魚、一人で食べたらあかんぞね。

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オオサガのサムネイル写真
オオサガAngry rockfish海水魚。水深200〜1300m。400〜800mに多い。北海道オホーツク海沿岸、北海道太平洋沿岸〜銚子の太平洋沿岸、相・・・・
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