ぼうずコンニャクの食べる魚貝類だけでなく多彩な生物の図鑑です。掲載種は2000種、食用の水産生物の一般的なものは総て網羅。検索法・食べ方を詳しく解説しています。

シマアラレミクリ(Pfeffer's Whelk)

学名:Siphonalia pfefferi Sowerby,1900

シマアラレミクリの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
殻長4センチ前後になる小型の巻き貝。螺肋にそって黒い斑紋(ゴマ状)があり微かに盛り上がる。ミクリガイ属のなかでも小振り。

シマアラレミクリの形態写真

殻長4センチ前後になる小型の巻き貝。螺肋にそって黒い斑紋(ゴマ状)があり微かに盛り上がる。

  • 魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度

    ★★★★★

    知っていたら学者級

    ★★

    地域的な水産物、嗜好品的なもの

    ★★★★

    非常に美味
    分類
    動物門軟体動物門腹足綱前鰓亜綱新生腹足上目新腹足目アッキガイ超科エゾバイ科ミクリガイ亜科ミクリガイ属
    外国名
    Pfeffer's Whelk
    学名
    Siphonalia pfefferi Sowerby,1900
    漢字・由来
    漢字 縞霰三稜
    由来・語源 『介志』より。縞模様(螺肋)がはっきりしていて、規則的な白い凸があり、規則的な褐色半がある。
    ミクリについて
    「みくり」は「実栗」すなわち栗の実に似ているため。
    「みくり」は植物のミクリ(単子葉植物ミクリ科ミクリ属)の実に似ているため。ミクリの果実は若いときには栗のように毬があり、老成すると毬が取れる。
    地方名・市場名
    高知県御畳瀬ではヨダレガイ(涎貝)。
    鹿児島県鹿児島市でチンコベ、ゴマベ。
    チンコベ、チンコベイ、ユダイクイビナ。
    生息域
    海水生。水深10メートル〜50メートル。
    紀伊半島から九州、宮崎県、鹿児島県大隅半島。
    生態
    基本情報
    浅い海域での底曳き網に入るもの。
    太平洋側の紀伊半島以南の各地で少ないながらとれている。
    非常に小振りながら味がいいので産地などでは、味がいいと人気が高い。
    ほとんど全国的には流通はしていないもので、知名度は低い。
    また標準和名を知っている人はほとんど皆無。
    水産基本情報
    市場での評価 入荷は少量で産地周辺のみの流通。比較的安い。
    漁法 底曳き網
    産地 鹿児島県、宮崎県、高知県
    選び方
    原則として生きているもの。
    味わい
    旬は不明
    貝殻は丈夫で厚みがある。
    小振りなミクリガイのなかでも小さいもの。
    生きているとき、よだれ状の液体を出す。
    栄養
    寄生虫
    食べ方・料理法・作り方
    調理法
    煮る(塩ゆで、酒蒸し、煮貝)
    シマアラレミクリガイの煮つけ
    煮る 少量の酒と水、塩で煮上げる酒蒸し、しょうゆ味の苦いがとても美味。単に塩だけでゆでても実にうまい。巻き貝のなかでもトップクラスの味。
    好んで食べる地域・名物料理
    高知県、鹿児島県
    加工品・名産品
    釣り情報
    歴史・ことわざ・雑学など
    参考文献・協力
    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)
  • 主食材として「シマアラレミクリ」を使用したレシピ一覧

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