ぼうずコンニャクの食べる魚貝類だけでなく多彩な生物の図鑑です。掲載種は2000種、食用の水産生物の一般的なものは総て網羅。検索法・食べ方を詳しく解説しています。

ヒメエゾボラモドキ(Whelk)

学名:Neptunea kuroshio Oyama in Kira,1959

ヒメエゾボラモドキの形態写真

殻高12センチ前後になる。丸みが強く、貝殻はやや硬い。

  • 魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度

    ★★★★★

    知っていたら学者級

    ★★

    地域的な水産物、嗜好品的なもの

    ★★★★

    非常に美味
    分類
    軟体動物門腹足綱前鰓亜綱新腹足目エゾバイ上科エゾバイ科エゾボラ亜科エゾボラ属
    外国名
    Whelk
    学名
    Neptunea kuroshio Oyama in Kira,1959
    漢字・由来
    漢字 姫蝦夷法螺擬。
    由来・語源 平瀬與一郎の命名。エゾボラモドキに似て小さい(小型)であるため。
    地方名・市場名
    相模湾や駿河湾で主に「つぶ」、「つぼ」
    生息域
    海水生。房総半島沖から土佐湾に棲息する。
    生態
    基本情報
    相模湾、駿河湾などでは食用としているが出荷するほどとれない。値段も安い
    水産基本情報
    市場での評価 入荷は非常に希。やや高値がつく。
    漁法 底曳き網
    産地 静岡県
    選び方
    味わい
    旬は不明
    貝殻はあまり厚みはないものの、やや硬い。
    足は白く、熱を通してもあまり硬くならない。
    含まれる毒・テトラミンについて
    ■ 足を割るとクリーム色の柔らかなゼリー状の物体がある。これが唾液腺。ここにテトラミンが含まれている。
    ■ 主にNeptunea(エゾボラ属)の巻き貝の唾液腺に含まれる。
    ■ Neptunea(エゾボラ属)以外にはスルガバイ(エゾバイ科エゾバイ属Buccinumのスルガバイ、フジツガイ科のアヤボラなどにも含まれる。
    ■ 発症する唾液腺の量は個人差がある。
    ■ 食べると後頭部の激しい痛み、目眩、酒に酔ったような状態になり、吐き気、眼底の痛みをともなう。
    栄養
    寄生虫
    食べ方・料理法・作り方
    調理法
    刺身、酒蒸し
    刺身 貝殻から抜き、わたはゆで、足は塩もみして水洗いする。シコシコとした心地よい食感が楽しめ、甘みがある。
    酒蒸し 熱を通してもあまり硬くならず、貝らしいうま味と甘みがある。
    ヒメエゾボラモドキの刺身
    刺身にして絶品。
    好んで食べる地域・名物料理
    加工品・名産品
    釣り情報
    歴史・ことわざ・雑学など
    参考文献・協力
    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)
  • 主食材として「ヒメエゾボラモドキ」を使用したレシピ一覧

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