チカオヤゲンバイ

Scientific Name / Clinopegma magnum chikaoi Tiba,1968

チカオヤゲンバイの形態写真

殻高12センチ前後になる。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    動物門軟体動物門腹足綱前鰓亜綱新生腹足上目新腹足目アクキガイ超科エゾバイ科ワダチバイ亜科モロハバイ属

    外国名

    学名

    Clinopegma magnum chikaoi Tiba,1968

    漢字・学名由来

    漢字 親雄薬研貝
    由来・語源 カムチャッカ半島が模式産地。戸羽親雄に献名。
    戸羽親雄/戸羽氏は、昭和26年に広田水産高校を卒業、
    岩手大学学芸学部甲1類で理科、植物分類学を専攻。
    教員や校長を務め、平成6年に開館した海と貝のミュージアムの
    初代館長に就任、施設の発展に努めてきた

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。オホーツク海。
    水深100〜300メートル。

    生態

    基本情報

    大型のバイだが国内種のなかでももっとも北方種でまとまって取れない。
    関東などにはほとんど入荷してこない。

    水産基本情報

    市場での評価 関東では見ていない。
    漁法
    産地 北海道

    選び方

    原則的に生きているもの。粘液などたれていないもの。

    味わい

    旬は不明。
    貝殻はバイのなかでは厚め。
    軟体部分は大きく、熱を通しても硬くならない。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    調理法 煮る
    煮る◆しょうゆ味で煮て食べてみた。あまり硬くならず、身に甘みがある。わたはうま味が強く、くせがない。
    軟らかく、甘みがある。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/まるとみ渡辺水産 北海道紋別市
    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
  • 主食材として「チカオヤゲンバイ」を使用したレシピ一覧

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