202508/22掲載

安楽島のイワガキでフライを作ったら目から鱗だった

安楽島産のせいで今年はイワガキフライを何度でも


三重県鳥羽市安楽島、出間リカさんに送って頂いた貝類の中にイワガキが入っていて、大小あって、大を蒸し、小をカキフライにした。
これが想像以上のおいしさだった。
あまりにもおいしくて、今夏はイワガキのフライを何度も作った。
イワガキとマガキは近縁種なのでそんなに違いはない、と思っていたのが大間違いだった。

イワガキは軟体部分がマガキよりも締まっている


苦みを伴う甘味と強いうま味はマガキにもある。
ただ食感が大いに違っている。
鶏の胸肉ほどのかみ応えで、なんともいい感じだな、と思っていたら、イワガキの強い味が追いかけてくる。
3個だけだったのが残念でならないので、別の産地のもので作ったが、時季が遅すぎた。

イワガキのフライはまた来年。

イワガキはそろそろお終い


イワガキは太平洋側では陸奥湾以南、日本海に生息しているとされているが、基本的に本州以南の日本海、茨城県以南の太平洋に多い。
古くは秋田県以南の日本海や関東周辺など地域性の高い水産物だったが、近年は全国的なものとなっている。
三重県鳥羽市安楽島、出間リカさんと安楽島新鮮組のみなさんに感謝!

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イワガキのサムネイル写真
イワガキRock-oyster海水生。潮間帯下の岩礁域。陸奥湾から九州、日本海。・・・・
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