202510/28掲載

2025年10月、新潟県の旅5 胎内市中条で昼ご飯

普通の食堂で食堂飯を食べるのがボク流


新潟県胎内市中条町の昼ご飯は、朝市のバアチャンおすすめの『福よせ食堂』で。
いちばんのおすすめは朝市の通りの『志まつ』というジンギスカンの店だったが、「行列ができる」、「肉肉しすぎる」ので御免被る。

昨日の夕方からタイの刺身とサツマイモの天ぷら1切れしか食べていないので、危険を感じるくらいにお腹が空いている。
昔ながらのサンプルのある店先に立ち、オムライスだと決めて入る。
店の中が比較的明るいのがいい。
店員さんも親切そうだし、じっくり考えてお願いしようと思ったら、だんだんオムライスの陰が薄くなる。
食堂のチャーハンもいい、気がする。
考えてみると食堂で焼きそばもある。
焼きそばにしようと思ったら、中華丼なんて何十年も食べていないことに気づく。

考えた挙げ句にとどのつまりの、カツ丼セットにする。
ラーメンとのセットは珍しい気がする。
やや甘めのカツ丼がはらわたにしみ通る、秋の昼なのであった。
喉を通ると同時に胃で消化されていくのを感じる。
醤油ラーメンは食堂にしては鶏ガラの香り少なく、なんのスープなんだろう? とか考えたり、あれ、新潟県の「なると」はこんな「なると」だっけな、富山のような個性的な「なると」ではないなどと考えたり。
考えに考えている内にたくわん一切れだけが寂しく残る。
食堂の隅、たくわん一切れ食べる、おのこありける。

胎内市中条町は未だに散歩できる町だ


朝市のあと胎内市中条町を隅々まで歩いてみる。
胎内市は村上藩(村上市)と新発田藩(新発田市)の中間にあり、交通の要衝というか中継地点であったはず。
新発田市、柏崎市には敵わないけど、商店街にはまだ生き残っている商店がある。
和菓子・洋菓子を買い、鉛山商店でホクセイのアルミの薬缶(3ℓ)、同文化鍋とノリタケの浅い茶碗を買った。
上着を忘れて薄ら寒いので新発田市ユニクロで上着を買って新潟市に戻る。
やっぱりユニクロって便利だな~。






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