202409/04掲載

2024年8月29日が今季イワガキ終い

終いのイワガキは新潟産で味は上々


ボクは季節に従順でありたい。季節に争うなんてやりたくもない。
今や亜熱帯となってしまったが、わずかでも季節をありのままに感じたい。
ということでイワガキは今季は終い、マガキが来るまで待ちたい。
今季最後のイワガキは新潟県産となる。
年をとるごとに発見が多くなり、忙しくなる。これは老人の友人の言葉だけど、しかり、だ。
あまりにもたくさんの水産生物が来たので、結局、夏の間、豊洲に行けなかった。当然、日本各地のイワガキを食べたいという願いは叶わなかった。

さて、新潟県産のイワガキは特有の濃厚なうま味が感じられた。
ただし最盛期を過ぎているために食感は今イチである。
毎年同じだが、産卵期のこともあるし、そろそろ名残の時季となりにける、だ。
結果、新潟県産は今季最後としては上々かも知れぬ。

扁平型と轡型を両方買って、やはり扁平かなと思う


八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産に新潟県産イワガキが来ていた。
轡(くつわ)型と平たいものを1個ずつ買い求める。
剥いた感じでは、やはり平たい方が軟体は大きいかも知れぬと感じた。

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イワガキのサムネイル写真
イワガキRock-oyster海水生。潮間帯下の岩礁域。陸奥湾から九州、日本海。・・・・
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