202408/18掲載

スギのちょいツマ、シラチャーソース和え

辛いけどビタミンとか補給できそうな気もする


ちょいとつまみでも作ろうか、というのを自分に対して自分で「ちょいツマ」とは、本当は言わないけど「ちょいツマ」の話。
サイト内の料理は本来は生・焼く・煮る・ソテー・汁、の基本的なものだけを載せていたが、コラムページが出来たので、出来心で作ったものもコラムで公開していく。
さて、お盆休みであまり魚が来ないため、文字の世界にどっぷり浸かっている。サイトの改訂につぐ改訂である。
あまりにも座ってばかりで、ちょっとだけ体調不良に陥る。持病の眩暈に不定愁訴で体がしゃきっとしない。
そうだ、昼酒しよう、と思ったのはなぜだろう? 無謀な気がするものの、冷蔵庫をあさって本能のままに作ったのが、スギのシラチャーソース和えである。
猛暑なんて言語が追いつかないくらい熱い今日この頃、なぜかコチュジャンをよく使う。暑いとコチュジャンとか唐辛子が欲しくなるのかも。
普段はチューブのコチュジャン、蜂蜜、ごま油少々、にんにくで甘いソースを作り魚や野菜と和えるのが好きだけど、ここで大変なことが発覚。
コチュジャンが切れていたのだ。残っている調味料を広げに広げて、やっと見つけたのがシラチャーソースだ。
タイの辛いソースだけど、辛甘いという意味ではコチュジャンで作るものとそんなに変わらない。ただし辛いものに強くないボクにはちょっとだけ辛すぎる。
そんな冒険心を奮い立たせての、スギのシラチャーソース和えである。
それにしても普段は甘すぎるくらい甘いコチュジャンソースなのに、このタイのチリソースは少しだけ蜂蜜を足したのも関わらず辛すぎてハーハーする。
ただし、スギの塩焼きに辛いソースがよく合う。
エゴマの葉が入るとコチュジャンを使ってないのに韓国風になる。
この辛味は不定愁訴をちょっとだけ吹っ飛ばす効果がある、みたいだ。
韓国の酒飲みに笑われそうだけど、これにチェジュの水割りで、あとはそっとー、そっとー♪ お休み自分なのである。

八王子綜合卸売センター福泉で買ったスギも残りわずか。
尾に近い部分に弱い振り塩をする。
少し置き、じっくり焼き上げる。
焼いたスギ、エゴマの葉、きゅうりを太めのせん切りにしてシラチャーソース+蜂蜜で和える。

このコラムに関係する種

スギのサムネイル写真
スギCobia  中国語/軍曹魚海水魚。沿岸〜沖合の表層域。オホーツク海沿岸、北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海・太平洋沿岸。瀬戸内海にも希に入る、屋・・・・
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