料理名は知らない、ツナきゅうりマヨネーズ
結局、料理名など絶対にいらないと思うな

野に咲く花の名前は知らないけど、とても美しい。
人間が努力して栽培した花の数十億倍きれいである。
優れた料理も同じだと思う。
名前は知らないけど、「あの素晴らしい味をもう一度」食べたいと、泣きたいほど思う、そんなものである。
なんにも考えないで、それがなんとなく目の前にあるという事実がすごい。
きゅうりとゆでたマグロ(Tuna)とマヨネーズが材料なのであっと言う間に出来上がる。
しかも久しぶりに、非常に久しぶりに作ったのに、思った通りの味なのである。
塩気はゆでたマグロだけのものだけど、実に濃厚なうまさを感じるのは、マグロが持っているうま味成分のためだ。
真逆にあるのがきゅうりだけど、たぶんきゅうりのない夏は考えられないほど爽やかな味である。
そしてマヨネーズ、起源はどうでもいいけど、ボクが子供の頃から食卓にあった、すごいヤツなのだ。
マグロうやカツオの仲間はゆでるととてもうまい

長崎県雲仙市の佐藤厚さんのFBをみていたら、きゅうりのスライスとツナ缶をマヨネーズであえていた。
あああ、ああ、あれだ! と思ったけど料理名はわからないしないんじゃないかな?
今ボクは隠蔽捜査10連発の蟻地獄の中にいて、1日4分割なのでそのまま1日の第1眠りに落ちたとき、「だるま(メバチマグロの小さなもの)」の切れっ端を冷凍していたのを思い出した。
睡眠時間1時間で、起きて流水で切れっ端をもどす。
これを塩・白ワイン・水・ローリエ・タイムで煮る。
そのまま冷まして、冷蔵保存する。
混ぜるだけでいい、大雑把な料理

きゅうりをスライスする。今回は塩もみしないでそのまま。
ゆでた「だるま」をほぐしてきゅうりを加え、マヨネーズ、白コショウを加えて、ただただ混ぜるだけ。
もちろんツナ缶で作るのがいちばん簡単だ。
ちなみに非常に優れた料理の作り方には絶対に正解はない。
のようなもの、になればいいのだ。