202505/13掲載

黄金の穴子は凄い! 天ぷら編

脂があるし、香りもあるし、身が甘いしで、やはりゴールデン


最近、舵丸水産は穴子(マアナゴ)に力を入れている。
大量仕入れなのでいろんなマアナゴがくるが、この金色の固体は初めてらしい。
そんなに期待していなかったのだけど、がしっと二つ割りにすると液化した脂がキラリキラキラだった。

香ばしい衣の下に、皮のうまさがあって、その下に半液化した脂がある。
身の甘さがあって、強いうま味がある。
なによりも香りが素晴らしい。
マアナゴは小骨がある。
この小骨が柔らかいので気にならない。だから非常に高価なのだ。
ただ、固体によっては小骨の気になる5P(200g)もあるけ、この金色の固体の小骨はまったく気にならない。
マアナゴは金色を探せ! なのかも知れない。

春菊の天ぷらと合わせて、朝ご飯を食べたら、「今日も頑張れるぞ!」なんて思った。
やはり、「ありがとう」くらい言うべきだったかも。

開き穴子を並べると、これだけが輝いていた


八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産に行ったらでがデカイ体なのに小熊なクマゴロウ二世が、これあげますと言って、ゴールデンなマアナゴの開きをくれた。あまりにも嬉しかったのでゴールデン♪ ゴールデン♪ と歌いながら帰った。

そのまま朝ご飯に天ぷらを作る。
開きなので背鰭を取り、ぬめりをこそぎ落として、ざっと塩水で洗う。
水分をすぐにきり、気になるところを成形して、小麦粉をまぶして、クマゴロウ二世に教わった通り、硬めの衣で超高温で揚げる。
考えてみると人に教わってばっかりボクなのだ。
ついでに大葉春菊も。
■舵丸水産は、一般客に優しいので、ぜひ近くにお住まいの方は一度お寄り頂きたい。

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マアナゴのサムネイル写真
マアナゴConger-eel海水魚。沿岸砂泥底。北海道〜九州南岸の太平洋沿岸、屋久島、北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、瀬戸内海、喜界島。渤・・・・
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