202411/14掲載

なれずし探し近江の旅04 10月6日 高島市安曇川

戦前の漁師さんに話を聞くのは非常に難しい


元号は使いたくないが、便利なので。
今回の旅は、なんどか漁獲物を見せてくれた漁師さんに会いに行くのも目的だった。昭和10年前後に生まれた世代は貴重である。
会ってくれると言われてわざわざ行ったけど会えなかった。
水産生物を調べているとこんなことは日常茶飯事、当たり前なので驚かない。
そろそろ戦前生まれで話の聞ける方々も少なくなり、また明朗に答えてくれる人はもっと少なくなり、だ。

気がついたら午後7時になっていたので、平和堂に走り込んで、萩の露とコイの子つけ、お握りを買って、駐車場を探す。
そこでたき火(もちろん台の上で)をする。
集めて置いた割り箸と紙だけなので、ちょろちょろたき火である。
不思議なことにたき火をすると心が落ち着く。

小雨降る中、酒の肴はコイの子つけのみ


火を見ながら飲む萩の露がおいしい。
車に積んでおいてシェラカップが見つからないので、車の隅で見つけた潰れた紙コップで飲んだが、これも成り行きというものである。
スーパーでひとつだけ残っていたコイの子つけもいい味である。
心が落ち着いてきたのはいいが、メモ整理をしないでそのまま車中で眠る。
明日は早朝から魚すくいなのである。

このコラムに関係する種

コイのサムネイル写真
コイCommon carp, Carp淡水魚。河川の中・下流域、湖沼、ダム湖。日本全国。・・・・
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