202410/15掲載
ユメカサゴをべっ甲色に焼き上げる
焼き上がりまで30分はかかる
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最近、酒を飲みながら料理すると沈没してしまうので、我慢してノンアルコールで、作業開始。
ガス台のグリルを温める。
最初、塩をしたユメカサゴの表面を強火で焼き、最低限の弱火にして、5分ずつ様子を見ながら、ひっくり返しながら焼く。
4回ほどひっくり返して、最後はつきっきりで焼き上げる。
身が割れたときの感動は名状できそうにない
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焼いているときから、おいしい香りがする。香りが濃厚で重い。
焼き上がりの頭と尻尾を持って左右に引っ張ると、肝が飛び出してくる。
肝から食べたいのを我慢して、皮から食べ始める。
あとは無心に食べるだけだけど不器用なので手で食べる。
まどろっこしいので箸なんか使っていられない。
なんども書いているが甘く感じるのは、甘い呈味成分があるわけではなくアミノ酸が複雑に絡み合って甘いと感じるのだ。
皮の香ばしさに、ほくほくとした身のうま味が口の中に広がる。
昼間焼いたので、相棒は凍頂烏龍茶であるが、酒よりも魚の味を引き立ててくれる気がしてきた。