202409/19掲載

アカアマダイの昆布締めは永遠に

忘れた昆布締めが、とてもとてもおいしい、い〜♪


9月12日に昆布に巻いた、昆布締めは、作ったこと自体を忘れていた。
東京に続けざまに行き、大の苦手の事務的なことをやりで、気がついたのが16日だった。
忘れていたにもほどがある。
昆布には大量のアルギン酸などがある。
確か殺菌作用もあったはずなので恐る恐る昆布から取り出し、端っこを食べたら、とてもいい味、じゃなくて、どえらくうまい。
ヒモ状に切ってへべすをしぼり、わさびをちょんと乗せて食べたら、結構、結構! 申し分のない味だった。
後から追いかけてくる昆布のうま味がボクの琴線に触れる。
甘いとすら思える、うま味豊かなアカアマダイと、上等の羅臼昆布の、千秋楽の取り組みのようだ。
まだ逢魔が時なのに少しだけ、「玉柏 本醸造」を室温にてやる。
残りの仕事はあきらめる。

見たときから昆布締めが浮かんできた


八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産で新潟県佐渡産アカアマダイ体長29cm・0.51kgを買った。
はなから昆布締めを作ろうと思ったので、帰宅してすぐに三枚に下ろして腹骨・血合い骨を取る。
振り塩をして小一時間、出て来た水分を拭き取り、もどした羅臼昆布に包み込む。

このコラムに関係する種

アカアマダイのサムネイル写真
アカアマダイHorsehead tilefish海水魚。水深20〜156メートル。茨城県、千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸。青森県津軽海峡〜九州西岸の日本海・東シナ海・・・・
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