クマエビ
代表的な呼び名アシアカ
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真鶴町岩のクマエビの刺身
珍魚度・珍しさ | ★★ 少し努力すれば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
食べ物としての重要度 | ★★★★ 重要 |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水生。20m よりも浅い泥場に多い。
富山湾・千葉県房総半島以南。
韓国、東南アジア、オーストラリア、フィジー、地中海東部。
生態
■ 産卵期は6月下旬(8月)から8月(10月)。
■ 卵は一度脚で抱えない。そのまま放卵する。
■ 孵化したものがノウプリアス期、ゾエア期、ミシス期(ともにプランクトン)生活を送り、稚エビとなる。
基本情報
大型のクルマエビの仲間で、関東以西の内湾などに普通に見られる。東南アジア、南半球のオーストラリアにもいて、養殖も行われている。国産は西日本に多いが、近年、関東などでも少ないながら増えている。
すしネタ、天ぷら、フライなど用途も広い。熱を通すと赤の発色が強く味がいいので高級なエビのひとつ。
東南アジアからの冷凍輸されたもの多く、国内産は貴重な存在である。
国産の活け、生のうまさは特筆すべきものがある。西日本では比較的手に入りやすいので高級すしダネとしても重要。天ぷら種としても人気が高い。
珍しさ度 国産は東日本で手に入れるのが難しく、比較的西日本で手に入れやすい。輸入もののシータイガーは手に入れやすい。
水産基本情報
市場での評価 国産は非常に少ない。主に冷凍輸入もの。値段は高くて安定。
漁法 刺し網、底曳き網
産地 国内/和歌山県、静岡県
輸入/パプアニューギニア、インドネシア
選び方・食べ方・その他
選び方
原則的に生きているもの。黒く、赤い足は赤いものがいい。白っぽいもの。張りのないものはさける。死んでから時間がたつと頭部などが黒く変色する。
味わい
旬は冬から春
国産は非常に味がいい。殻は適度に軟らかく、剥きやすい。熱を通すと赤く発色する。
熱を通しても硬く締まりすぎない。
国産は非常に味がいい。殻は適度に軟らかく、剥きやすい。熱を通すと赤く発色する。
熱を通しても硬く締まりすぎない。
料理の方向性
短時間で火を通す料理に向いている。またエビの風味は液体で料理しても生きる。ゆでた後の色変化/上から
ウシエビ 赤の発色がクルマエビ科の中でも突出して強い。クマエビ 赤の発色はウシエビよりもやや弱いが、ほとんど変わらない個体もある。
クルマエビ 赤と言うよりも桜の花びらを思わせる。
ヨシエビ 赤の発色がいちばん弱い。
ウシエビ属のウシエビ、クマエビの赤の発色が強く、ヨシエビがいちばん赤くない。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
クマエビの料理・レシピ・食べ方/揚げる(フライ、天ぷら)、煮る(塩ゆで、煮つけ)、焼く(塩焼き)、ソテー(オリーブオイル焼き)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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