モンツキイシガニ

モンツキイシガニの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
最大甲幅10cm前後になる。甲羅に4つの薄緑色の丸い斑紋がある。[雄]
最大甲幅10cm前後になる。甲羅に4つの薄緑色の丸い斑紋がある。[雄]
最大甲幅10cm前後になる。甲羅に4つの薄緑色の丸い斑紋がある。[雌]
最大甲幅10cm前後になる。甲羅に4つの薄緑色の丸い斑紋がある。[雌]
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目ガザミ上科ワタリガニ(ガザミ)科イシガニ属
外国名
Yellowish brown crab, 晶瑩蟳 、石蟳仔
学名
Charybdis lucifera (Fabricius, 1798)
漢字・学名由来

漢字 紋付石蟹
由来・語源 甲羅に紋付の「紋」を思わせる文様があるため。

地方名・市場名

概要

生息域

海水・汽水域。
千葉県、静岡県浜名湖、[三重県尾鷲市]、大阪湾、土佐湾・中土佐町上ノ加江、宮崎県延岡、鹿児島県。
台湾、オーストラリア北岸・東岸・西岸、インド洋、西太平洋。

生態

基本情報

本州の静岡県や和歌山県、四国などで比較的見かける機会が増えてきている。ただし、まとまってとれるのは高知県、鹿児島県以南ではないか。
流通はほとんどしないものの、味のよさが広まっている。

水産基本情報

市場での評価/流通はほぼしない。
漁法/
産地/鹿児島県

選び方・食べ方・その他

選び方

できれば生きているもの。液体など出ていないもの。

味わい

旬は不明。
甲羅はイシガニと比べるとあまり硬くない。筋肉は鉗脚と甲羅下にある。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

モンツキイシガニの料理法・レシピ・食べ方/煮る(塩ゆで)、汁(みそ汁、潮汁)
モンツキイシガニの塩ゆで 野締めだったので、やや強い塩水を湧かしてそこで10分ほどゆでる。甲羅はとても硬いが、ハサミの部分、甲羅下に筋肉があり、カニらしい風味と甘味がある。雌の内子、雄のみそもおいしい。

モンツキイシガニのみそ汁 ざっと水洗いして甲羅などをたたき割る。適当に切り、水から煮てみそを溶く。カニらしい風味の豊かなおいしいみそ汁になる。少々煩わしいが筋肉は甘味があっておいしい。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど