202409/13掲載

クサヤモロのフライが昼ご飯にいい、のだ

お昼ご飯にクサヤモロのフライは我が家の定番である


9月になっても窓を開けられないくらい暑い。
それなのに食欲が落ちそうだが、落ちない。
昼ご飯がもりもり食べられる。
疲れているのにもりもりなボクにも、気温が下がってからの疲れの逆波くるのだろうか?
もりもり食べるご飯の、お気に入りのおかずは、銭州解禁いらいクマゴロウが釣り上げてくるクサヤモロのフライである。
ときどきカレー風味をつけたり、サンドイッチに挟むときはドライパセリを散らしたりして揚げている。
1尾150g前後なので、1尾で充分だけど結局2尾、4枚食べている。

ご飯にはじゃぼじゃぼとソースをかけてご飯にのせて。
ときどきおやつにも食べているが、そんなときにはタルタルソースがいい。
さくっとしたパン粉の下、皮とその直下に強い風味が感じられる。
血合いが大きいのだけど、この血合いの豊かなうま味も魅力的である。
ちょっとだけマダイなどと比べると野性的でうま味が強いのだけど、ご飯と相性がいいのはこのアジ科ならではの風味だと思っている。

クサヤモロはフライにすると飛びっきりの味


八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産、クマゴロウが銭州で釣り上げるクサヤモロには大小がある。小はボクがもっぱら勝手にもらってくる。
いちばん作る頻度の高いのはフライである。
アジ科のフライは押し並べておいしが、ムロアジなどは切り身ではなく片身で揚げられるのがありがたい。
水洗いして三枚に下ろす。
腹骨・血合い骨を取る。
塩コショウして小麦粉をまぶし、溶き卵をからめ、パン粉をつけて揚げる。
■ちなみに舵丸水産は一般客に優しく、イカの水洗いなどやってくれるので、ぜひ近くにお住まいの方は一度お寄り頂きたい。

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クサヤモロのサムネイル写真
クサヤモロMackerel scad海水魚。沿岸や諸島部の水深40-200mの中・下層。伊豆〜小笠原諸島、青森県津軽海峡、相模湾〜九州南岸・屋久島の太平洋・・・・
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