202408/21掲載

2024年、今季初サンマは8月19日

細く作って3,4本しゃくって食べる刺身が好きだけど


8月中旬なのにこんなに痩せた身で、こんなにぺろっとした魚体なのか、とある意味、ビックリ仰天している。ただし去年の初サンマは8月31日で、今年よりももっと痩せていたのである。
刺身は細く作って3、4本くらいすくっては食べたが、ちゃんとサンマらしい味はする。
個人的には初サンマの味としてはこんなものかなと満足している。
サンマらしい独特の渋味を伴ったうま味があるし、少ないながら脂を感じる。
気温は真夏だけど、暦では秋なので、初物食いを喜びたい。

身はともかくわたが痩せていたことにがっかり


残念なことに塩焼きはわたが痩せていた、身は昨年よりも肥えていて、低迷続きの8月サンマの中では上上である。
今後、わたがたっぷり多めに詰まってくるともっと味わい深くなるだろう。

サンマの刺身と塩焼きでご飯を食べる。
生、焼くともにご飯に合う魚も珍しいのではないか。
ご飯好きとして、今年豊漁であることを祈りたい。

初ものに、もう一肥えしてほしいと願うばかり


八王子綜合卸売センター、福泉に北海道厚岸産サンマがあった。八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産では持って来たサンマが総て箱で買われていて、残っていなかった。できれば重さ別に比較したかったので、残念である。
値段は去年の半額以下の200円である。
ほぼ110gなので2㎏18入りということになる。
140gサイズでキロ50万なんてニュースをみた。たった30g差で1尾70000円とはすさまじい。
東京というところは高値買いがめちゃくちゃ好きだ、高ければ高いほどうれしがる。それに乗っかって喜ぶ人が無数にいるのも東京〜♪ だ。
ちなみに昨年の8月31日の個体は125g前後だった。
以後、あまり成長しなかった。
今年はどうなることやら。
これを刺身、塩焼きにした。
刺身は三枚に下ろして皮を引いて刺身に。
塩焼きは2等分して振り塩をして寝かせて焼いた。
ともにすだちがあって、大正解。

このコラムに関係する種

サンマのサムネイル写真
サンマPacific saury海水魚。外洋表層性。オホーツク海、北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、北海道〜九州南岸の大平洋沿岸、瀬戸内海、屋久・・・・
詳細ページへ

関連記事 ▽




呼び名検索

方言を含む全ての名(標準和名,方言,呼び名,外国名,学名)から水産物を検索します。

閉じる