202408/13掲載

見極めが難しいツムブリの刺身

思った以上に使えるとみての、二夜の刺身


抱卵個体で、値段が安かったので、それなりの味だろう、と思ったらけっこうイケル味であった。
ツムブリは遺伝子的にはブリ類を代表する魚で、味わいの方向性もブリに近い。
ブリほどではないが微かな酸味があるのもブリを感じさせる。
嫌みのない優等生的な味と言ってもいいだろう。
2日間にわたって刺身にしてみたが、初日はわさび醤油、2日目はごま油・唐辛子・塩・にんにくで食べてみた。
夏なので柑橘類にわさびであっさりがいい、と思ったら、ごま油の方に惹かれた。
これなら優等生的で単調になりがちなところがリカバリーできる。
このごま油塩は大阪で教わった食べ方で、実際に鶴橋の飲食店で食べてもいるが、実に優れている。
ツムブリのように歩留まりがよい魚は、刺身の食べ方もいろいろ工夫すべきかも。

3㎏以上が好ましいが、2㎏前後も悪くはない


八王子綜合卸売センター、福泉に鹿児島県からツムブリが来ていた。。
大きければ大きいほど味がいいツムブリだが、体長57cm・1.7kgは、小振りだ。
ツムブリの旬はわかりにくいので、定期的に買ったり、市場で下ろしているのをチェックしているが、その一環である。
脂の乗った個体は、霜降り状に脂が筋肉に差し込んでいる。
今回の個体は、三枚に下ろしてみると、それほどではないものの、決して悪くはない。
刺身の味は上々であった。

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ツムブリのサムネイル写真
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