202407/21掲載
真鶴町岩産カゴカマスの肝入りみそたたき
「みそたたき」にはうま口の酒と、この日限りかも知れないが思う
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クロタチカマス科の魚は肝がとてもうまいので、「肝入りのみそたたき(なめろう)」をよく作る。
今回のカゴカマスなど非常に大型で、大きいぶん肝も大きい。
「肝入りのみそたたき」を作っておくれと言わんばかりであった。
カゴカマスのを「肝入りのみそたたき」をちょびちょびっとつまみながら、やはり肝入りがうまいなー、と思ったり、でもあんまり食べるとお腹に響かないかなと思ったりした。
あにはからんや、このたっぷり肝入りの「みそたたき」は濃厚でいながら、後味がよいので箸が伸びて止まらない。
あまりにもうまいので、翌日の「さんが焼き」が作れなくなる、なんて危惧を感じたりもするくらい。
意外にうま口の酒が合うのはなぜだろう。近所で売られているボク好みの酒、高清水を合わせたが、酒も「肝入りのみそたたき」も相乗効果でおいしいので、またまた困ったものである。
肝入りのさんが焼きはふんわり柔らかく膨らむ
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ちなみに翌日はしっかり「さんが焼き(これは千葉県の郷土料理の呼び名だけど、他の地域で見た事がない)」を当然のごとく作る。
といっても南部鉄器のパンに薄く油を塗って上火で焼き上げただけだ。
ご飯のともなので塩分過多とは思うが醤油を数滴たらす。
この数滴の醤油を垂らすだけでやけにご飯に合う。
千葉県千倉の民宿でソテーした「さんが焼き」、脇にマヨネーズが朝ご飯に出たけど、それもまたよし、だと思っている。