202404/11掲載
新潟中央卸売市場をゆっくり見て回るのは次回
新潟中央卸売市場の規模は大きい

新潟市は本州日本海側で唯一の政令指定都市だ。新潟市は単なる県庁所在地ではなく、隣県にとっての文化の中心でもある。
地名の新潟は、潟を埋め立てて作られた「陸地」に新しくできた町という意味だと思っている。この「潟」は、福井県以北で見られる地名、湖沼名で、平野部特有の潟湖のことだ。当然、海に近い部分は汽水域になる。
旧新潟市地域とその周り、現新潟市は、旧蒲原郡で一面の沼地だった。米どころではあったが、1960年くらいまでは胸まで泥に漬かりながらの田植えの光景が見られたようだ。冷たい泥田に浸かっての田植えは過酷だったに違いない。
この泥田のど真ん中、旧亀田町にあるのが新潟中央卸売市場である。日本全国からの水産物と青果が集まるところで、活気がある。金沢中央卸売市場とともに規模からして大きい。
新潟市は一大消費地でもある。全国からの荷などにも目を見張るものがある。
ただいかんせん新潟の市街地からは遠い。新潟漁協市場が新潟市の市街の真ん中にあり、信濃川河口域で、漁港でもあるのにたいして、中央市場は田んぼの真ん中にある。仲買さんなども両市場の移動には苦労されているようである。
くれぐれもよろしくお願いします

今回2度目の新潟中央卸売市場であるが、お願いすることが多すぎて、じっくり場内を見る暇がなかった。魅力的な関連棟なども時間がなくてざっと見ただけなのが残念でならない。
次の来新は土用丑の日前後のつもりである。そのときにもまた多くの方々にお世話になると思っているので、よろしくお願いしたい。
このたびのこともよろしくお願いします。