202312/06掲載

師走最初の生ガキはサロマ湖産

マガキの産地で旅心をなだめる

サロマ湖産マガキ

東京都内で暮らしている利点は全国の水産物が手に入ることだと思う。寒くなると産地別のマガキが仲卸の店頭に並ぶ。
北は北海道から九州まで日本各地のマガキが手に入るので、寒くなるとお国巡りをするように、食べている。
今年は岩手県産ばかりだったが、今週になり八王子総合卸売センター、福泉に北海道サロマ湖の小振りなものが来ていた。
サロマ湖には天然での生育もあり、昔ボール状になったカキ礁の塊をいただいたことがある。サロマ湖も行かなければならない地だけど、当分無理だと思っている。サロマ湖産マガキを食べて、旅心をなだめるしかない。
サロマ湖はオホーツク海に繋がっている。そんな光景を思い浮かべながら食べるのも、ボクの密かな楽しみのひとつだ。

サロマ湖産マガキは食感がいい

サロマ湖産マガキ

過去にもなんどか食べているが、小振りであるのが特徴だと思う。身は締まっていて、カキらしい渋味(表現が難しい)が少ないものの、食感が心地よい。ある意味軽い味わいで嫌みがない。
重くないのでダース単位で食べられるのもうれしい。
寒くなるとよけい北国に行きたくなる。
そんな夜にサロマ湖のマガキで盃いっぱいの剣菱とは、なさけなや。

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マガキのサムネイル写真
マガキJapanese Oyster フランス語/huîtres creuse汽水域、内湾。日本全土、東アジア全域。最近ではフランス、オーストラリアなど世界中で養殖されている。フランスなどでの生・・・・
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