202511/10掲載
太田さんにもらったゴマサバの切り身でみそ煮
ゴマサバのみそ煮はご飯の最強の友
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山梨県上野原市でトラック行商をしている太田商店の太田さんが、舵丸水産で大量にゴマサバの切り身を仕入れていた。
「太田さん、何枚かおくれ」
と言うと、いつも爽やかな太田さんは、
「いいよ」
というので2枚もらってきた。
帰宅後すぐみそ煮にしてご飯の友にする。
ゴマサバはあまり脂があるわけでもないが、うま味は豊かだ。
8時半に煮始めて、約1時間で出来上がる。
鍋止めをしているのを皿に一枚取り、昼ご飯のおかずとする。
サバのみそ煮は強い味なので、一枚で茶碗一ぱいには多すぎるくらいだ。
確かに脂ののったマサバには敵わないが、昼ご飯に一切れあるとこんなにいいおかずはないと思う。
ちなみにこの日の昼ご飯は、ゴマサバのみそ煮、若布と豆腐のみそ汁(あじ煮干しだし)、炉端漬け(東京都調布市の漬物)、金時草のサラダで、昼20分ほどのおいしい時間が過ごせた。
太田さん、ありがとうさん。
ゴマサバの切り身でみそ煮を作ると1時間足らずで作れる
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太田さんにもらったサバの切り身は1切れ140gほど。
二等分して湯通しして、冷水に落とし、水分を切る。
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鍋に水・酒・多めの砂糖、しょうがのせん切りを放り込んで火をつける。
でてきたアクはていねいに取る。
10分くらい煮る。
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煮えてきたらほんの僅かばかりの醤油を加える。
写真は甘口の高知県宿毛市のフンドウカネカ醤油なので少し多め。
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みそを溶いて、ことことと10分ほど煮て味見する。
このときもの足りなかったらみそを足したり、砂糖を足したりする。
煮汁が少しねっとりしてきたら火を止める。
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そのまま鍋止めする。
この場合、完全に冷めなくてもいい。

