202502/07掲載

数え日の新潟旅 上越市高田、笹川菓子店の田舎まんじゅう

狭い道だけど、昔は主要な商店街だったらしい


2024年12月27日、新潟県上越市高田の朝市で、ちょっとだけのんびりする。
午前2時には一印上越魚市場にいたので、ボクにとって気付け薬的な意味を持つ朝市のコーヒーがやたらにおいしかった。
さて、朝にあったことをテキスト化したいと無料駐車場のある高田城を目指していたときに見つけたのが、細い路地裏にあった笹川菓子店である。
こんなとき店の前に車がとめられるか、否かが重要なのだけど、ちょうど店の前の車が出ようとしていたところだった。

考えるだけで楽しい、田舎まんじゅう問題


笹川菓子店で、年末だけの寿羊羹や水羊羹を買って、サメ話も聞けたし、寿羊羹の話もきけた。
ただ、いちばん気になったのが「田舎まんじゅう」である。どこからどうみても吹雪そっくりなのだ。
粒あんに薄い衣をまとわせて蒸し上げた吹雪そっくりのまんじゅうを、「田舎まんじゅう」という地域を滋賀県、福井県小浜市と見て来て、なんとなく、「吹雪⇄田舎まんじゅう」が気になってしゃーない、のである。
ちなみに関東周辺の和菓子店にも「吹雪」、「田舎まんじゅう」が混在している。

柚子まんじゅうも、味噌まんじゅうもおいしい


ということで、笹川菓子店で「ゆずまんじゅう」、「味噌まんじゅう」、「栗蒸し羊羹」、それに問題の「田舎まんじゅう」も買った。
あんこが素朴な味でボク好みであった。


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