202410/15掲載
産地不明のウチワエビを蒸す
身にみそに内子にと多様な味のハーモニーがきける

最近、エビはマヨネーズで食べることにしている。
未知の方に目の前でエビにマヨネーズを見せつけられ、ついつい真似したくなって、「真似るね」と言って、マヨネーズを分けてもらったのが、先々月のことである。
見せつけられたときは、冷凍のミナミイセエビの試食だったけど、活けのエビにだってマヨネーズをつけないではいられなくなっている。
このエビ&マヨネーズの日々は当分続きそうである。
しかも今回は、辛子マヨネーズという最新の武器を用意した。
ウチワエビはゆでるよりも蒸した方が身が締まり、うま味も濃厚である。
ただしゆでた方が身は柔らかい。
結局、蒸す、ゆでるは好みだと思う。
蒸してまだ温かい内に手づかみで、身をつまみ出して野性的にかぶりつく。
食べた後に口中に残るエビの風味がとても豊かである。
半分はなにもつけず、半分は辛子マヨネーズをどばっとつけて楽しむ。
食感が強いので、食べたぞ、という満足感がある。
今回はみそ、内子もたっぷり。
みそと内子の独特の味わいがこれまたすこぶるつきにうまい。