ミナミマグロ
代表的な呼び名インドマグロ
2mを超える。紡錘形。胸鰭は短いがクロマグロよりもやや長く細い。目もやや大きい。尾柄部の隆起は黄色みがかる。ただし流通の間に尾鰭を落としてしまうことが多いので種の判別は難しい。
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★★★ 重要 |
味の評価度 | ★★★★★ 究極の美味 |
概要
生息域
海水魚。南半球の温帯、亜寒帯域だけに生息する。
生態
産卵期は9月〜翌年3月。
寿命20歳以上。
基本情報
クロマグロ、タイセイヨウクロマグロと同様大トロがとれるために、非常に高価なもの。クロマグロ、タイセイヨウクロマグロが主に北半球にいるのに対して、南半球のみであがる。旬は北半球のマグロが秋から冬なのに対して晩春から夏に旬を迎えるので、夏のマグロというイメージがある。
古くはインド洋でたくさんとれたので、「インドマグロ」と呼ばれている。最近では天然もののほか、オーストラリアの養殖ものが目立つ。養殖ものは天然ものよりも味が単調でくどく、個人的な意見ではあるがかなり味が落ちる。。
高級なスーパー、魚屋などにはあるものの、一般的なスーパーなどではお目にかかれない。
水産基本情報
市場での評価 クロマグロとともに高級マグロ。値段は冷凍、チルドともに非常に高い。ミナミマグロは本来、大型延縄船によって1年以上の長い航海でとっていた。すなわちほとんどが冷凍マグロであったわけだ。それが近年、ニュージーランドやオーストラリアから養殖、釣りものが入荷してくる。冷凍生ともにクロマグロと肩を並べる高級なもの。
漁法 釣り、定置網、巻き網
南半球での養殖が盛んとなっている。
主な産地 オーストラリア、ニュージーランド、韓国、台湾、フィリピン、インドネシア、南アフリカ
選び方・食べ方・その他
選び方
身にへこみ、黒ずみ、シミ、筋のないもの。丸の見極めは一般には難しい。
味わい
旬は天然ものなら夏
赤身魚。
鱗は頭部近くにしかない。血合いはやや大きく時間が経つと臭みが出る。
赤身とは マグロ族の魚(マグロ属/クロマグロ、タイセイヨウクロマグロ、タイセイヨウマグロ[Thunnus atlanticus (Lesson, 1831) ] : Blackfin tuna/一般的ではない)、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、コシナガ、ビンナガマグロ ソウダ属/マルソウダ、ヒラソウダ スマ属/スマ カツオ属/カツオ) および、カジキ類のシロカジキ、マカジキ、バショウカジキのこと。これにあえて加えるならカマスサワラかも。
赤身魚。
鱗は頭部近くにしかない。血合いはやや大きく時間が経つと臭みが出る。
赤身とは マグロ族の魚(マグロ属/クロマグロ、タイセイヨウクロマグロ、タイセイヨウマグロ[Thunnus atlanticus (Lesson, 1831) ] : Blackfin tuna/一般的ではない)、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、コシナガ、ビンナガマグロ ソウダ属/マルソウダ、ヒラソウダ スマ属/スマ カツオ属/カツオ) および、カジキ類のシロカジキ、マカジキ、バショウカジキのこと。これにあえて加えるならカマスサワラかも。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
生食(刺身、カルパッチョ、マリネ)、煮る(煮つけ、角煮、目玉煮)、焼く(塩焼き)、揚げる(竜田揚げ)
好んで食べる地域・名物料理
ひゅうが ゴマをすり、卵黄を合わせて、しょうゆ、みりん、砂糖などで味つけ。ねぎなどを加えたものにマグロの赤身を漬け込む。これをご飯にのせて食べる。[大分県津久見市保戸]
加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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