ジンドウイカ
代表的な呼び名ヒイカ
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
分類 | 軟体動物門頭足綱鞘形亜綱十脚形上目ツツイカ目閉眼亜目ヤリイカ科ジンドウイカ属
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外国名 | Japanese squid
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学名 | Loliolus (Nipponololigo) japonica (Hoyle, 1885)
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漢字・学名由来 | 漢字 神頭烏賊、磁頭烏賊 Standard Japanese name / Jindouika 夢蛤 吉良哲明が1946年から14年間にわたり編集、発行した貝類学の交流雑誌。黒田徳米、波部忠重など歴史に残る軟体類・貝類学者が参加。貝類の分類・検索など様々な議論がなされた。 Sasaki 佐々木望(ささき・まどか/明治16年〜昭和2年 1883年〜1927年)。広島県広島市生まれ、ハンガリー、ブダペストで客死。動物学者。軟体類とくに頭足類の分野で大きな業績を残す。多くの軟体類を記載。 和漢三才図会 わかんさんさいずえ。正徳2年(1712)に大坂(大阪)の医師、寺島良安によって編まれる。江戸時代の図入りの百科事典。 |
地方名・市場名 |
概要
生息域
海水生。
北海道南部〜九州南岸。南日本には比較的少ないのではないかと考えている。
朝鮮半島南部、華北。
生態
■ 孵比較的穏やかな内湾に棲息する。小魚などを食べている。
■ 水深1メートルから10メートルくらいの内湾で春から夏に産卵する。
基本情報
関東では「小イカ」、「ひいか」とされているが、ヤリイカやケンサキイカの幼イカと比べると安くて手頃。ジンドウイカ属のなかではいちばん北に生息域を持つ。
東北から常磐、銚子までの太平洋沿岸で底曳き網などでまとまってとれる。
関東などではスーパーや魚屋で普通に普通に並び、小イカの定番的なものとなっている。総菜などに利用されていて、日常的な食材だ。
水産基本情報
市場での評価 入荷量は少なくない。安い。
漁法 底曳き網
産地 宮城県、福島県、茨城県
選び方・食べ方・その他
選び方
褐色で透明感のあるもの。
味わい
年間を通して味が良く、旬は不明。
皮に厚みがあり、剥きやすい。
身は柔らかく、熱を通しても硬くならない。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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地方名・市場名
サイズ / 時期小型 場所神奈川県三崎など相模湾周辺
場所神奈川県相模湾周辺
備考魚鑑にある。〈ひいかあり、これ雛烏賊(ひないか)なり〉 場所茨城県、東京都など
場所青森県
備考市場などでの一般的な呼び名 場所関東
場所静岡県焼津市
場所徳島県阿南市
参考文献より。